サンクチュアリコート八ヶ岳　風立ちぬ

サンクチュアリコート八ヶ岳　風立ちぬ

彼が多くの時間を過ごした場所から車で２０分ほどだろうか。

誰にとっての「風立ちぬ」かわかりませんが、これから建設が始まるサンクチュアリコート八ヶ岳の建設予定地を見に来た。

リゾートトラストにとってはまさに「風立ちぬ」であるのは間違いありませんし、利用するだけの側面からしても「風立ちぬ」なのでしょう。おそらく多くの会員さんにとっても今現在は「風立ちぬ」なのかもしれませんが、数十年後にそれは本当に「風立ちぬ」であったと思えるのでしょうか。
僕はこのサンクチュアリコート八ヶ岳の開業は一つのホテルの犠牲の上に成立するのではないだろうか。と感じたりもする。それはエクシブ蓼科の事である

このサンクチュアリコート八ヶ岳は首都圏からはエクシブ蓼科より手前に位置する。ここ数年、週末でも空室が目立つようになってきたエクシブ蓼科ですが、これで多くの会員さんからの中央道方面のファーストチョイスでは無くなるような気がしている。

気がしている。とは、ルームチャージ料金が今までのサンクチュアリコートシリーズと比べてかなり高額である事から「気がしている」という表現となる。

そのために「気がしている」と書かせていただいたが、その話はまた、明日詳しくお話ししようと思う。
エクシブ蓼科より近く、エクシブ蓼科より新しい、何より今までにないような施設である。

このサンクチュアリコート八ヶ岳であるが、小淵沢インターからおよそ５分、小淵沢の駅からでも１０分もかからないのではないだろうか。特に車で来られる場合はアクセスの良さに驚く。インター降りてもう着いた。と言った感じだろうか。
こちらがアウトレットで使われていた正面ゲートとなりますが、このゲートはそのままサンクチュアリコート八ヶ岳のゲートとして使われる事になります。

まず、クラベールの個人的印象ですが、急遽決まった建設予定地であるにも関わらず、素晴らしい場所である。素晴らしいの中には色々な意味が含まれるかと思いますが、良くも悪くもマジで何もない。

何もない。とは考え方によっては世界観を作り上げるには良い条件である。という裏返しにもなります。

サンクチュアリコート琵琶湖と同じぐらい何もない。あるのはゲートから２００メートルほどの所にFOLKWOODヴィレッジという宿泊やカフェなどの複合施設だけで、びっくりするぐらいなんもない。アウトレットが潰れるのもよくわかる。という場所である。

建設予定地の敷地周辺にはいくつかの民家や田んぼ、畑などがありますが、敷地全体が森で囲まれているために、敷地外から中の様子は全く様子を伺うことはできない土地である。おそらく逆も然りで敷地の中からも敷地外を見ることができないであろう。
ひょっとするとスケートリンクの隣接地に配置されるクラブスイート７部屋に関してはちょっと景観が悪いのかもしれませんが、サンクチュアリコート高山の時のように植栽で綺麗にまとめるのでしょう。

隣接地はこのような畑が広がるだけとなりますが、左手の森がサンクチュアリコート八ヶ岳の建設予定地となり、敷地の外からは、全く中が見えません。

つまり一度敷地内に入ってしまえば、外の世界が視界に入らず、リゾートホテルとしての世界観を作るにはとても良い場所なのではないでしょうか。
ちなみにこの土地は正面ゲートから北に１分も歩けばもう長野県という県境である。とにかくナビが長野県に入りました。山梨県に入りました。長野県に入りました。山梨県に入りました。と連呼しすぎでうるさいのである。

では、最後にサンクチュアリコート４兄弟の成績表を発表したいと思います。まだ３兄弟は誕生していませんがもう確定しちゃいました。

サンクチュアリコートホテルの着順は１着琵琶湖、２着１馬身差で日光、３着日光から鼻差で八ヶ岳、そこから１０馬身差で４着高山といった感じになるかと思います。

ただホテルが放つ世界観に関しては、サンクチュアリコー八ヶ岳はサンクチュアリコート琵琶湖と比べても遜色ない世界観になるのは間違いありません。