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2025.03.27

【施設】サンクチュアリコート金沢

サンクチュアリコート金沢 前田家と金沢

兼六園を後にして出入口からすぐのところにあるのが金沢城である。
目と鼻の先とはこういう事を言うのではないでしょうか
(引用元金沢まちのり)
つまり兼六園と金沢城は隣の敷地と言う事ですが元を辿ると織田信長の家臣であった佐久間盛政により築城されたと言われています。おそらく当時は戦国時代ですから築城当初は天守閣があったかと思われますが、この金沢城には天守閣はありません。
その後、前田利家が金沢に入り家康が江戸幕府を開くか開かないかの頃に金沢城の天守閣は火事により焼失したと言われていますが、それから約400年余りこの金沢城は天守閣のないお城となりました。何故に前田家は天守を持たない城として生きる道を選んだのでしょうか。

その謎を探るべく金沢城に入りたいと思います。
クラベールブログの読者の方でも受験の時に一国一城令と言われる江戸幕府が発令した法令を覚えている方もいるかもしれませんが、1つの国に1つのお城しか持ってはいけないと言う法令になります。つまり、日本には多くのお城があったと思われますが、何故に日本には天守閣のあるお城が12城しか現存していないのか?
僕も歴史家ではないので詳しくありませんが、この法令と先の戦争で消失したことが大きな原因かもしれません。

でもこちらの金沢城は本来あっても良さそうな天守閣がありません。本来天守閣は戦国時代には重要な軍事拠点として、江戸中期になると権威の象徴として天守閣は意味をなしていたと言われています。
こちらは菱櫓と五十間長屋と呼ばれるもので現在の金沢城のシンボルとなります。平成13年に復元された物ですが前田家は天守を作らずにこちらの櫓を作ることにより2代目の前田利長は極力江戸幕府を刺激しないように注意していたと言われています。つまりこの金沢ですが一国一城もない藩として明治4年の新政府まで前田家が藩主として繁栄したと言う事になります。

そう思うと同じ賤が岳の戦いの七本槍であった福島正則の晩年と比べると前田家は色々と我慢ならぬ事もあったかもしれませんが、明治政府樹立の約400年うまく立ち回ったと言っても良いのかもしれません。
この金沢城内には玉泉院丸庭園と言う素晴らしいお庭のある庭園があります。借景に金沢城の石垣を取り入れた見事な庭園になりますので、金沢城に行かれる際にはこちらの庭園もご覧になる事お勧めします。
それでは鼠多門を通ってお隣の尾山神社へと行きたいと思います。
こちらの尾山神社は前田利家と正室おまつの方を祀る神社となります。

つまり金沢香林坊に宿泊すれば兼六園、金沢城、こちらの尾山神社と続けて観光することができるという事になりますが、全国でも珍しい和漢様の3つ建築スタイルが取り入れられたかなり珍しい神社となります。特にこちらの神門は最上階にギヤマン(ガラス製品)を取り入れ重要文化財にも指定されています。
また日本に現存する最古の避雷針もあり、兼六園に日本最古の噴水が現存している事を考えると、金沢と前田家がいかに繁栄していたのかがよくわかるような気がします

前田利家公の像がありました。背中に何か変な物を担いでいます、あれは一体なんだろうか?と思われた方もいるかもしれませんが、あれは母衣と呼ばれる武具の一種です。
鯨の髭などの骨組みに布を張って風船のように張ることで背後からの弓矢を防御する武具の1種であると言われています。ただ、騎馬隊であれば誰でもこちらの武具を装備できた訳ではなく、選りすぐりの親衛隊のような部隊のみがこちらの母衣を装備していたと言われています。

おそらくこちらは前田利家が自ら母衣を担いでいる様子を見ると織田信長公の配下であった時の利家ではないか思うのですが、歴史家ではありませんので詳しい人いたら教えて笑

この母衣の部隊で有名なのは信長公の佐々成政がいた黒母衣衆と、前田利家がいた赤母衣衆となります。どちらも10人ほどで構成された部隊なので、戦国映画で出てくる様な多くの母衣の騎馬隊の戦闘シーンなどは、あれは嘘です笑
大抵、この母衣衆は馬廻から選ばれていた事が多かった様ですが、真田幸村や石田三成も秀吉の馬廻りであったと言われています。

幼少期から手懐けて親子のような関係を築き絶対裏切らない様にしておくのが馬廻ではないかと僕は解釈していますが、兼六園、金沢城、尾山神社と前田家ゆかりの地を巡ってきたので、次はそれ以外の武士の生活や金沢商人の暮らしを見に行きましょう。

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