2022.04.08
【施設】サンクチュアリコート琵琶湖
琵琶湖新規施設は史上最高傑作になれるのか PART1
先日、新規開業予定施設であるサンクチュアリーコート琵琶湖が出来る高島市とはどのような所なのだろうか?という事に焦点を当ててお話させていただきましたが、本日から4話に渡り、果たしてサンクチュアリーコート琵琶湖はどんな施設になるのだろうか?という事に関してお話したいと思います。
そもそもベネチアンモダンリゾートとは、何だろうか?という事なのですが、たまたま購入した土地がブーツの形状のため、思いついた。という事なのでしょうか。
あーこれこれ。先日のGoogle Earthからの便利な地図
(Google Earthより)
クラベールの予想ですが、建物に関して言えば、リゾートトラストホテルの中でも1位、2位を争う素晴らしい出来のホテルが開業するかと思います。おそらく間違いない。もうラグーナベイコートが1位か、サンクチュアリーコート琵琶湖が1位か。というレベルのホテルになるでしょう。正直、飛騨高山のホテルは建物に関して言えばそこまで驚くような物は出来ないと思っていますが、果たしてサンクチュアリーコート琵琶湖はどうなるのでしょか。
このサンクチュアリーコート琵琶湖にはお客さんを驚かすいくつかの仕掛けを用意してあるのも一つの特徴と言えるかもしれません。そこでサンクチュアリーコート琵琶湖に仕掛けられたいくつかの演出について今日はお話したいと思います。
まず一つ目が、この長細い形状をした土地を利用したメタセコイア並木の再現になります。
ホテルゲートから車寄せまではおそらく400mから500mはあるかと思います。この長いプロムナードにメタセコイア並木を再現するのですが、正直、どこまでのレベルの物が出来上がるかにもよりますが、ここはお金ケチらない方が良いと思う。
演出と言う意味では一番お金がかかるかと思いますが、ゲートを抜け今日はどんなホテルに泊まるのだろう。人の印象は出会って1分で決まると言われていますが、ホテルの印象もこのゲートを抜けた瞬間で決まると思うのはクラベールだけでしょうか。
こちらは先日、クラベールがメタセコイア並木を訪れた際に撮影してきたものですが、これと同じものを、この長いプロムナードに造る事になります。
そして2つ目が水盤に浮かぶ車寄せとロビー
(エクシブ京都八瀬離宮行の庭)
このサンクチュリーコート琵琶湖は全ての建物が水面に浮かんでいるように造られているというのが2つ目の特徴となるのですが、皆さんご存知のエクシブ京都八瀬離宮の行の庭、こちらを思い浮かべるとイメージしやすいかと思いますが、サンクチュアリーコート琵琶湖の車寄せはエクシブ京都八瀬離宮の行の庭、浮島部分を車寄せにしたような造りになるかと思います。
おそらく、サンクチュアリーコート琵琶湖の車寄せから見るエントランスはエクシブ京都八瀬離宮のこちらからのアングルととても良く似ている物となるかと思います。
少し難点があるとすれば、ロビーと駐車場の距離感。一番ロビーから遠い場所に駐車する事になるとロビーまで100mほど歩かなければならなくなるという点です。
そして3つ目がラウンジから望む景観になるかと思います。
(ラグーナベイコート倶楽部エントランス)
ラグーナベイコート倶楽部を訪れた事がある方ならご存知かと思いますが、ラグーナベイコート倶楽部の車寄せからエントランスへと入った時のあの圧倒される景観。あそこまで圧倒される景観になるかはわかりませんが、4棟から構成されるホテル棟が水に浮かんで見えるような幻想的な景観を望む事が出来るかと思います。
ちょっと残念なポイントがあるとすると、ラウンジを利用しないと、この景観を望む事が出来ないという点なのかもしれません。ただ、ひょっとするとこのホテルを造るにはここしかなかったのかもしれない。とも思わせてくれるかもしれないだろう空間が待っているかと思います。
そして4つ目が全ての建物が全て水に浮かんでいるかのようなホテルになるという事です。
このサンクチュアリーコート琵琶湖は7つの建物から構成されています。ロビー棟、スパ棟、レストラン棟と1号棟から4号棟までの4つの宿泊棟になります。この土地の琵琶湖に面する箇所に広大な池を造り、その池の中に7つの建物を浮かべるように建設するという事になりますが、この池と琵琶湖がエッジレスのようになり、まるで池と琵琶湖が繋がっているように見えるという事になります。
これは、エクシブ鳴門本館のプールやラグーナベイコート倶楽部のスパなどで使われている同じ技法になります。
(エクシブ鳴門本館プール)
(ラグーナベイコート倶楽部スパ)
どちらかと言うとラグーナベイコート倶楽部のスパから望むエッジレスの方が近い感じになるかと思いますが、つまりこのホテルは今までのリゾートトラストホテルの良い所取りとも言えるかもしれません。
次回のクラベールブログはサンクチュアリーコート琵琶湖水盤に浮かぶジャグジーはリゾートトラスト史上最高傑作のジャグジーになれるのか?についてお話したいと思います。
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