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2024.11.20

【施設】サンクチュアリコート琵琶湖

サンクチュアリコート琵琶湖 針江の川端

木之本インターから車で50分ほど、サンクチュアリコート琵琶湖からであれば10分ほどの場所だろうか。滋賀県高島市針江地区にそれはある。
この地域には日本でも珍しい水の文化がある。比良山系に降った雪が溶け、雨が注ぎ、それが伏流水となって各家庭で水が湧き出ている。という水に恵まれている日本でも、なかなかお目にかかれないような贅沢な水の郷である。

この針江地区ではこの水の事を生水(しょうず)と呼んでいるという事ですが、各家庭で自噴しているこの生水は飲料水として飲んだり、お米を炊くのに利用されていたり、洗い場の水として使われたりと利用は多岐にわたる。

敷地内に水が自噴している家庭にはこのような川端(かばた)と呼ばれるスペースがあり、キッチンのような役割だろうか。大抵、川端は2段、もしくは3段構造となっており、1段目では飲料水や食事に使うための水として利用されている。1段目の水は役割を終えると2段目に注がれ、お皿などを洗うための水として利用される。
(引用元滋賀、琵琶湖観光情報 しがNAVI)
2段目でお皿などを洗い、そこに付いていた米粒などは3段目へと流れ落ち、その流れおちた役割を終えた水は村を巡る水路と繋がっていると言う事である。その水路には鯉などが住んでおり、お皿から流れ落ちた米粒は鯉の餌となる。水路に住んでいる鯉達は3段目の川端と繋がっているために家の川端までご飯を食べに家の中まで入ってくるという面白いシステムであるが、僕たち、私たちの祖先は知恵者である。と感心してしまう。
また、村を巡る水路は子供達の遊び場でもある。そんな村の1年間を追った番組に僕は1月前から魅了されていた。なんだかとても羨ましく思ったのですが、そんな時僕のGO PROにトンボがとまる。

すっかり夏が終わり、短い秋を迎えていたが、地球温暖化のせいだろうか。それとも季節外れのトンボであったのだろうか。こんな昔ながらの生活文化が残る同じ地域にそんなホテルは誕生した。
短い時間を一緒に過ごしたトンボにサヨナラを告げ、再びハンドルを握るのです。

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