BLOG

2023.12.07

【施設】エクシブ蓼科

学級委員と行くエクシブ蓼科の旅 足が死んだ編

河童橋に到着した頃はまだまだ僕はエネルギーが余っていたが、一つ心配な事があった。ここから先は、一度足を踏み入れると、自分の足で戻ってくるしかなく、果たして、自分の足は大丈夫なのだろうか。と一抹の不安が過ぎる。

万歩計を見るとすでに5キロ。この河童橋から明神橋までは片道5キロだから往復すると合計10キロの合計15キロ。正確にはわからないが大人になってからは未体験ゾーンな気がする。

隣の学級委員は全く疲れた素振りを見せない。それもそうなはず、全くよくわからん意味不明なダンスクラブで日頃から🦵を鍛えているのである。よくわからんがそのダンスで美脚になる。という事だが、幼い頃に眠れないと胸をさすってあげていた幼な子はもうそこにはいない。
どうでも良いが、この水草、熱帯魚屋に持って行ったら売れそう。とかよくわからん事を考えてしまう。😆

気づくと、僕はとにかく学級委員に「疲れた?」を連発していた。本当は疲れたから少し休もうよ。と言う言葉を待っているのに。まったく疲れたと言わない学級委員。お願いだから疲れた。と言ってくれ。
そんな僕の事をお構いなくどんどん先を歩いていく。先に行っては、見ず知らずの外国人観光客の写真を撮ってあげている。その間になんとか追いついて行ったが、もうあらゆる足の股関節が痛くなってきた。

もう足が限界。そしてこの道また降る自信がない😆
折り返し地点である明神橋に着いた時、学級委員は「パパ足痛いんでしょ」と言われた。見透かされていたのである。

上高地には一定の距離感で、目的地までの距離を示した案内板が立っている。明神橋からの帰り道は案内板を見つける度に最終目的地である河童橋までの距離表示が何キロか当てるゲームをしようと言い始めた。

「表示板があったー、河童橋までは何キロだと思う?」

学級委員なりの、最終目的地までのモチベーションを保つための優しさだったのかもしれない。僕はそのモチベーションに助けられ、なんとか河童橋まで戻ってきた。
振り返ってみた穂高連峰は天気が回復した事もあり、4時間前に見たものとは別物であったが、それより学級委員の優しさの方が印象に残った。

tags:
記事一覧

カテゴリー

タグ


過去の記事

2024年

2023年

2022年

2021年

2020年

2019年

2018年

2017年


先頭
エクシブの購入売却はエクシブ専門仲介業者クラベールにお任せください
クラベール copyright© クラベール all right reserved.