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2021.02.15

【施設】エクシブ湯河原離宮

中古Sタイプで行くエクシブ湯河原離宮再々訪の旅 お散歩編

東海道線に揺られ、崎陽軒の焼売弁当を食べ海岸線の景観を眺めながらいつもより時間をかけ湯河原の駅に着く。小田原を過ぎると街並みは住宅街から里山の景観に変わり、日本らしい風景がトンネルの合間合間に見え隠れするのですが、汽車の素晴らしさを再認識するのです。
湯河原の駅に降り立つのはいつぶりだろうか。クラベールブログ内でエクシブ湯河原離宮を過去2度ほど取り上げさせていただた事があるかと思いますが、今回クラベールはリュウマチ治療のためにエクシブ湯河原へと向かうのです。(笑)

さーここからどうしたものか。湯河原駅のバスターミナルには、ちょうど良い時間に不動滝行のバスが待っている。足早に宿に行っても昔の恋人が待っている訳でもないので歩いてみよう。せっかく電車に揺られてのんびり来たのに、急いで宿に向かう理由もないのです。
この寂しくも感じる湯河原の街並みに情緒を感じるのは先日明暗を読んできたせいでしょうか。普段の街の様子を知る術はありませんが、少なくともクラベールが歩いたこの日に限っては、少しは賑やかなように感じました。それは多くの方がGO TO TRAVELのクーポン券を握って我先にと買い物をしていた人達に活気を感じていたのかもしれません。
1年ほど前に富士屋旅館がリニューアルをしたというニュースを聞きましたが、数年前に訪れた時には鉄柵で囲われていた富士屋旅館は外観は昔のままで、番頭さんらしき人が法被を着て玄関前の落ち葉を集めている様子を横目に眺めます。車で来る人、電車で来る人、歩いて来る人様々かと思いますが、歩く事により普段は見過ごしてしまう新たな発見や出会いがあるのも歩く魅力なのかもしれません。
往年の建物のまま営業をし続けている旅館もありますが、先の写真でもわかるように老朽化は否めません。そんな中、富士屋旅館はかながわ観光活性化ファンド第一号の投資物件として再開業をしました。何が正しいのかわかりませんが、富士屋旅館のような改修が理想なのかもしれません。外観を補修し、昔のままの姿でお部屋をリニューアルする。レトロであり現代的なモダンな要素を取り入れながらこれからの世代の人達に魅力を感じてもらう。富士屋旅館の未来はどうなるでしょうか。

そんな事を考えながら歩いていると今晩お世話になる宿が見えてきました。この橋を渡れば昔の恋人に会う事が出来るのでしょうか。
この岫雲橋がお客様を出迎える事はなくなりましたが、取り壊される事なくここに残されている事は何を意味するのでしょうか。

次回エクシブ湯河原離宮に行かれた際に2号棟美術館側に宿泊されたらお部屋から覗いてみるのも良いかもしれません。

クラベールの先生と3代目カメラマンと行くエクシブ湯河原離宮男3人旅スタートです!

何を言っているのだろうか。と言う方はブログを2つほど遡ってお読み下さい。

今回のエクシブ湯河原離宮宿泊記は緊急事態宣言前に利用した際のものになりますのでご了承下さい。

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