エクシブ湯河原離宮 ホテル設計エントランス編
以前のブログでエクシブ湯河原離宮についていつか検証しますというお話をさせていただきましたがようやくエクシブ湯河原離宮についてお話する事が出来るようになりました。
クラベール、エクシブ湯河原離宮に行って来ました。
このブログをお読みいただいた方が、今後エクシブ湯河原離宮に行かれる事も考慮して極力細かくご説明したいと思います。
念のためですが湯河原ってどこ?という方のためにご説明致しますと湯河原という場所は箱根と熱海のちょうど中間に位置します。東京方面からですと順番的には箱根、湯河原、熱海といったとこでしょうか。車であればエクシブ湯河原離宮からエクシブ箱根離宮までは30分弱、リゾーピア熱海まででしたら20分ほどでいけるかと思います。
以前もお話させていただいたかもしれませんが、利用する側からしてみると改めてこのような近距離に新しい施設が必要なのかと感じる場所になります。この日本を代表する温泉リゾート地である箱根と熱海に挟まれる場所にある湯河原ですが正直街全体の印象は寂れているというのは否めません。よく言うと昭和の香りがするというか。街全体に活気を感じる事はありません。
エクシブ湯河原離宮に宿泊して箱根で遊ぶが正解でしょうか。
但し温泉街とてしての規模としては有馬温泉くらいとお伝えすれば関西圏の方には理解しやすいかもしれません。温泉街としての歴史は古く街をぶらぶらすれば夏目漱石ゆかりのなんちゃら芥川龍之介ゆかりのなんちゃらというのが至る所にありクラベールのような文学少年だった者には感慨深いものがありますが興味のない方にとってはそうなのか。で終わってしまうものかもしれません。
エクシブ湯河原離宮のエントランスは今まで一番立派に作られています。ただこの寂れた街にはあまりそぐわない作りで湯河原という街と調和が取れていないのが残念です。ゲート反対側の土地まで取得して立派な看板が立ててあるのですがクラベールにはかなり疑問に映りました。
エクシブ湯河原離宮に行かれる際にご覧になってみて下さい。車寄せもかなりのスペースを使った立派なものですがエントランス中央に植えられている桜が根付いていないのか枯れかかっているように見えるのが残念です。エクシブ湯河原離宮の顔とも呼べるエントランスがこのような感じなのは残念ですね。
次に駐車場の話になります。
駐車場はホテルの地下に作られているのですが駐車場からホテルへと通じるエレベーターは2カ所になります。
1つはエントランスホールへと繋がるエレベーターなのですが、もう一つは後々気づいたのですがワンちゃんと一緒にご利用されるお客様用のエレベーターになります。エレベーター脇にワンちゃん用ゲージがあり、クラベールわからずこちらのエレベーターを利用してしまったのですがこちらのエレベーターを利用するとエントランスホールへと行く道のりはかなり困難なものとなります。
こちらのエレベーターからホテルフロントまでの動線は無茶苦茶な造りになっています。たまたま同じエレベーターに居合わせた他のお客様と少しお話したのですが明日の帰りに自分が止めた駐車位置までたどり着ける自信がないと冗談をおっしゃっていました。
エクシブ湯河原離宮のゲート及びエントランスの作りに関してはかなりの疑問です。
車寄せと駐車場の配置が入り口ゲートからみてそれぞれ反対側にあり、利用する側視線でお話をすると入り口ゲートを抜けエントランスへ行き家族を下ろして又入り口ゲートまで戻り駐車場へと行く。
これはどうなんでしょう。
同じような配置で思い出すのが東京ベイコート倶楽部のゲート、車寄せ、駐車場の配置になります。
入り口ゲートを抜けると左側に車寄せ右側に駐車場という配置ですが東京ベイコート倶楽部の場合は駐車場からエントランスホールまでの動線が優れているためにまったくストレスを感じないのですが
エクシブ湯河原離宮の場合はかなりストレスを感じる構造になっています。
こちらのブログをお読みいただいてる方の中でエクシブ湯河原離宮に行かれる方は駐車場に車を停めてエレベーターを待っている際、エレベーター脇にワンちゃん用ゲージがあったらチェックインするまでの道のりは険しくなると覚悟して下さい。(笑)
エントランスはエクシブ有馬離宮までとは言いませんが天井が高くせせこましい感じはしませんでした。
ただオープン直後の毎度チェックインをまたされている人で溢れていました。毎度の事ですがリゾートトラストは何故毎回同じ失敗を繰り返すのだろうか。エクシブ箱根離宮の開業の時もそうでした。
しかもいつもチェックインを待たされる間、腰を下ろす場所もない。クラベールのような施設に関心がある人間はあちらこちらとみて回りますが、ご年配の杖を突いているような方も立ってチェックインを待たなければならないのです。
オープン直後はオーナーさんの利用が多くなるためにオーナーズレセプションさえ座る場所がないのです。
ある程度待たされる事を覚悟していたのですが待ち時間は10分ほどでしょうか。思ったより待ち時間は短くすみました。車寄せから駐車場、エントランスホールまでに感じた事は今までのエクシブと比べるとかなりの違和感があるという事です。
次回はエクシブ湯河原離宮ホテル設計デザイン編へと続きます
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