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エクシブ湯河原離宮CBタイプどうする問題

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2022.11.29

【施設】エクシブ湯河原離宮

エクシブ湯河原離宮CBタイプどうする問題

もうリゾートトラストの会員さんはこの１か月、サンクチュアリコート日光の話で持ち切りでしょうが、本日はクラベールブログらしくエクシブ湯河原離宮の話をしてみたいと思います。

ところでご存知でしょうか？

現在、リゾートトラストではエクシブ湯河原離宮CBタイプのバージョン２０という商品を販売しています。その販売価格は４８０万円になります。本気でエクシブ湯河原離宮を完売させる気なんてないのではないかと思いますが、どうしたらこのような価格設定になるのだろうか。理解に苦しみます。

論理的に思考してみましょう。

エクシブ湯河原離宮CBタイプの販売価格は４８０万円。２０年の期限付き会員権になります。一度、購入すると残りの契約期間を売却する事は出来ないという商品になります。

一方です。先日から販売をスタートさせた、サンクチュアリコート日光のクラブスイート。販売価格は６８０万円。５０年の期限付き会員権となります。購入後は開業から５年が経過すれば、残りの契約期間を売却する事も出来る。という商品になります。

次にCBタイプとクラブスイートは交換グレードはどのようになっているのかを考えてみたいと思います。

エクシブ湯河原離宮CBタイプを購入して、サンクチュアリコート日光を交換利用した時はクラブスイートのお部屋を利用する事が出来ます。契約期間を考慮しなければ４８０円のエクシブ湯河原離宮CBタイプ会員権でサンクチュアリコート日光クラブスイート６８０万円の部屋を利用出来る。とも言う事が出来ます。

一方、サンクチュアリコート日光のクラブスイート６８０万円を契約すると、エクシブ湯河原離宮ではSEタイプ１３８０万円のお部屋を交換して利用出来るという事になります。

エクシブ湯河原離宮CBタイプを主体として考えると、同じグレードはサンクチュアリコート日光ではクラブスイートとなりますが、サンクチュアリコート日光を主体として考えると、同じグレードはエクシブ湯河原離宮ではSEタイプという事になります。

これをエクシブ箱根離宮やエクシブ有馬離宮で考えた場合は、ECタイプを挟むので２段階グレードが上がる。ともいう事が出来ます。

これを皆さんはどう考えますでしょうか。

金額差額にして２００万円。勿論大金です。しかし一方は２０年。もう一方は５０年の契約期間になります。

もう少し細かい箇所を見ていきましょう。

エクシブ湯河原離宮は購入すると、年会費がかかります。一方サンクチュアリコート日光は開業までは年会費はかかりません。勿論、利用にいくつかの制約があるので、単純比較は出来ませんが、年会費差額を考慮するとその２００万円の差額はもっと小さくなります。

さらに深堀するとローンで購入した場合はエクシブ湯河原離宮は金利が発生しますが、サンクチュアリコート日光は竣工までの期間は金利はかかりません。ローンで購入した場合は、その２００万円の差額はさらに小さくなります。

クラベールブログ読者の方も多くの方が誤解されているかと思いますが、新規会員権が売れるか売れないかは、その会員権が素晴らしいかどうかという事ではありません。その会員権が売れるか売れないかは、営業マンにこの会員権は売れる。と思わせれるかどうか。が一番重要な要素となります。

その意味においてエクシブ湯河原離宮CBタイプは個人的には悪い会員権だと思いませんが、金額設定に大きな過ちがある。と考えています。おそらくリゾートトラスト営業マンにこれは売れる。と思わせれる金額は３００万円ぐらいでジャパネット高田を見習い、ローン金利はリゾートトラスト負担ぐらいでどうなのだろうか。と思うこの頃なのです。

サンクチュアリコート日光の販売がスタートして、ますますエクシブ湯河原離宮CBタイプの完売が険しい道となりましたが、果たしてどうなるのでしょうか。

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