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2022.12.17

【施設】エクシブ伊豆

スタンダード会員権で行くエクシブ伊豆の旅 川奈編

皆さん、覚えているでしょうか。

だいぶ昔なのですがクラベールは伊豆にある川奈ホテルというホテルのブログを書かせていただいた事があります。

川奈ホテルのブログはこちら

今日は、その川奈ホテルへと行ってみようという事ですが、エクシブ伊豆より車で15分ほどの場所にあります。

川奈ホテルと聞いて多くの人に馴染みがあるのは女子プロトーナメントフジサンケイクラシックが開催される川奈ホテルの富士コース。どちらかと言うとホテルよりゴルフコースの方が多くの方にとっては馴染みがあるかと思いますが、もう一つの側面から見ると国内に9つあるクラシックホテルの1つである。という事になります。
開業から85周年という事なのですが、まずは少しこの川奈ホテルの歴史を振り返ってみたいと思います。

大蔵財閥の2代目である大蔵喜七郎がイギリス留学中に見たスコットランドにあるグレーンイーグルスホテルに感銘を受けて、このホテルは造られたと言われています。設計者は高橋貞太郎、帝国ホテル本館、上高地ホテル、赤倉観光ホテルなどを設計した事でも知られているのではないでしょうか。個人的には赤倉観光ホテルはおススメであります。

何故にこんなに素敵なホテルが日本にはたくさんあるのに多くの方は外資系ホテルに泊まりたがるのだろうか。

エントランスを抜けると圧倒される。当時いかにお金をかけれれて造られたのかがよくわかります。
こちらのラウンジに置いていあるソファーなどは開業当時からの物を皮を張り替え、補修しながら現在も使われているという事なのですが、85年経過した今、新品のような皮の張り具合。又、その表皮の滑らかさ。素晴らしいというしか言いようがありません。
大東亜戦争開戦後は各国大使館員の抑留先となり、戦時中は病院として利用され、戦後は連合国軍の接収を受けますが、85年経過した今も、再びホテルとしてお客様を迎え入れています。本当のお金持ちしか当時は来れなかった場所なのだろうな。と思うのです。

ひょっとすると川奈ホテルのエンブレムである鷲のマークは大蔵喜七郎が留学先で見たグレーンイーグルスホテルから創造されたのではないだろうか。などと空想するのも楽しい物です。
盗まれないのだろうか。(笑)現在のホテルでこんな細部まで彫刻を施すホテルは見かけないですね。大蔵財閥がいかに巨大であったか、又、この川奈ホテルにいかに情熱をかけたのかがよくわかります。どうも最近のホテルはパット見ゴージャス、よく見ると貧乏くさいので好きになれない。
これはここ数年のリゾートトラストホテルにも共通しているのではないだろうか。
川奈ホテルのエンブレムである鷲がよく見ると、多くの場所に彫刻されています。川奈ホテルのスタッフからするとクラベールどう見えているのだろうか。(笑)よくわからない箇所を延々と撮影している不審者。まー不審者である事は間違いないのですが。
エクシブ蓼科のエントランスにも負けず劣らずの大きな梁。世界的に見てもチューダー様式のホテルとしてはかなりのレベルではないだろうか。知らんけど。間違いなく言えるのは国内の現存するクラシックホテルの中では圧倒的ではないでしょうか。まー個人の感想だけど。
この縞合わせは凄い。しかも鷲のマークになっている。脱帽。

このトイレが川奈ホテルを物語ているのではないだろうか。85年前にトイレの入り口にもアイアンゲートを設置してみようというセンス。よく戦時中、貴重な鉄を取られなくかったと感心するのです。
クラベールは外に出てみました。ホテルの内側はイギリスの邸宅を彷彿とさせるチューダー様式であるのに対して外観はスパニッシュ様式となります。もうどこかの南欧あたりに来たのではないかと錯覚します。南欧には行った事ありませんが。(笑)
何より芝の手入れの状態が凄い。どこ見てもここちょっと。という所がない。車寄せからそのままエントランスへと入ったので気づきませんでしたが、なんだろうか。このロケーションは。遠くに相模湾を望み、手入れされた芝に囲まれたテニスコートとプール。スケール感もクラシックホテルの中で群を抜きます。
この芝の中を散歩しながら、川奈ホテルを見上げてみました。
85年前からこのブランコがあったのかどうかわりませんが、ちょっと乗って見るのです。うわーブランコが高い所に来ると相模湾と初島が一望できる。85年前の人が考えたのなら凄すぎないだろうか。

次回はクラベール、マリリンモンローとオムライスを食べる編です。

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