BLOG

2024.07.18

【施設】エクシブ白浜&アネックス

真夏の大冒険 噂の現場 

エクシブ白浜をチェックアウトして、最初のコンビニでサンドウィッチとアイスコーヒーを購入すると目指す街は2時間ほどで到着する。最初にお断りしておくが、クラベールはどちらの立場でもないし、どちらの意見も理解できるというスタンスである。
  
全く何の話かわからない方もいらっしゃるかと思うので、いくつか説明をしておきたいと思う。今回、クラベールがエクシブ白浜から2時間ほどかけて南下してきた町は、大知町という街である。

この街は10年ほど前に幾つかの動物愛護団体の標的になった街であるが、クラベールにはその活動は過激そのもので、その行為に関しては全く同意できないように思えた。それもコロナが蔓延する事によって現在は以前の静けさを取り戻している。何故に動物愛護団体の標的になったのか?という事であるが、僕も以前は知らなかった話であるが、日本にはイルカを食べる文化を持つ地域があるという事である。
おそらく大半の日本人はイルカを食べたことはないかと思いますが、ご年配の方の中には子供の頃に鯨を給食で食べた事がある。という人もいるのではないだろうか。
つまり、この地域ではイルカを食べる習慣がある。そのために昔からの伝統漁法であるイルカの追い込み漁というのが今でも行われている。ネットで検索すれば幾つかの動画を見ることが可能であるが、それは確かに残酷に映る。一方、その追い込み漁というのが伝統として残っているならその伝統を残酷と言う言葉の元、なかった事にして良いのだろうか。と言う疑問も残る。

クラベールはイルカを食べたことはないし、ひょっとすると鯨はどこかの居酒屋で食べたかもしれないし食べたことはないかもしれない。というそれぐらいの認識である。
そんな街である大知町には幾つかの鯨やイルカにまつわるモニュメントがある。鯨漁で使われていた船や本物かどうかはわからないが鯨の標本のようなものである。

今まで、子供を連れてキリンだよ、サイだよ。と深く考える事もしてこなかったが、これは悪い事なのだろうか。エクシブ白浜の前にあるアドベンチャーワールドであるが、中国を除くとパンダの繁殖に多く成功している数少ない動物園であるらしいが、例えば、この大知町で捕まえられるイルカはそんな種の保存は必要がないぐらい数はいるように見える。
捕食されたイルカの数頭は食用となり大半は水族館へと売られるらしいが、自宅に帰って子供に大知町の話をすると返ってきた言葉はイルカを食べるなんて可哀想と言う言葉だった。
でも食卓に並んでいるウインナーは豚が加工されたものである。その境界線は何なのだろうか?と考えたが、なんとなく僕もイルカと豚ならイルカの方が好きである。理由は僕にもいイルカの方が可愛く見えるからであるがそんな考えで良いのだろうか。
この大知町で飼育されているイルカは東京の水族館で暮らしているイルカより快適な環境に見えるが、それはあくまで人間の視点から見ただけの話であって、それはここに住むイルカに聞いてみないとわからない。
くじらの博物館から300メートルほど行くと、最後に行き場を失ったイルカ達が追い込まれる湾がある。この季節は海水浴を楽しむ人たちで溢れていたが、僕が見た動画ではこの湾が銛で刺されたイルカ達の血で真っ赤に染まっていた。

この地域では、明らかに警察官だろう。と言う人がずっと巡回している。追い込み漁が始まると、漁民と動物愛護団体の間で騒然となるらしいが、どちらの言い分が正しいのだろうか。
リゾートトラストはハワイでカハラホテルを運営しているのはご存知だと思いますが、そこではイルカと泳ぐドルフィンスイムのアトラクションをやっている。これも幾つかの動物愛護団体の標的になっているが、どこからがダメで、どこからがOKなのだろうか。
クラベールが見たこの美しい湾はそんな事が行われているとは思えないほどに美しかった。3時間ほど車を走らせながら、その事ばかりを考えていた。


現在、クラベールブログ真夏の大冒険シリーズの公開途中ですが、本日は午後にもう一つ別の話題のブログを公開させて頂きます。

本日の午後に公開させて頂くブログは真夏の大冒険シリーズ最終話「地獄の目次録」公開後に、一度、クラベールブログから消去させて頂き、7月26日に再公開させて頂く予定となります。

ご了承ください。

tags:
記事一覧

カテゴリー

タグ


過去の記事

2024年

2023年

2022年

2021年

2020年

2019年

2018年

2017年


先頭
エクシブの購入売却はエクシブ専門仲介業者クラベールにお任せください
クラベール copyright© クラベール all right reserved.