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2023.11.14

【施設】グランドエクシブ鳴門

サンクチュアリヴィラは何故、生まれたか

今日は、皆さんの中で既に定着しているエクシブホテルのサンクチュアリヴィラについてお話ししようかと思います。

どうでしょうか?

と投げかけても返答などあるはずもないのですが、本日のテーマはどうしてサンクチュアリヴィラは生まれたのか?

現在、新規募集している高山、琵琶湖、日光はサンクチュアリーコート。ネーミングに関してはサンクチュアリヴィラのサンクチュアリ(聖域)とベイコート倶楽部のコート(宮殿)を合わせたネーミングとなっています。

そのサンクチュアリヴィラはエクシブ鳴門サンクチュアリヴィラが第一弾となりますが、想定外の事が重なって生まれた事は意外と知られていません。
それはどういう事でしょうか?

つまりリゾートトラストが瀬戸内カントリーを買収しなければ、そこにエクシブ鳴門を開業しなければ、そしてそのエクシブ鳴門本館にSタイプを7部屋だけではなくもっと作っていれば、サンクチュアリヴィラは生まれる事はありませんでした。

よくわからないかもしれないで噛み砕いてお話し致しましょう。

リゾートトラストが瀬戸内カントリーを買収してエクシブ鳴門本館をオープンさせたのが、今から約四半世紀前になります。

恐ろしいな。もう四半世紀が経とうとしている。

どこかのゴルフ場を買収して、エクシブホテルを建設するのは、こちらの瀬戸内カントリー以降、グリーンブライヤー、森泉ゴルフ倶楽部などに続いてきます。

そこで、リゾートトラストは瀬戸内カントリー内にエクシブ鳴門を開業させる事になるのですが、新規ホテルとしては当時としては比較的、小規模なホテルを開業させる事となります。
その前に開業しているエクシブ琵琶湖268部屋、エクシブ蓼科230部屋、エクシブ初島クラブ200部屋であることを考えるとエクシブ鳴門135部屋は他と比べると小規模なエクシブホテルとなります。

勿論、既にロッジが存在していたので単純な比較はできませんが、ロッジ47部屋を含むと、前年、前々年に開業しているエクシブホテルと同規模となるかもしれません。
おそらくこのくらいで十分である。と踏んでいたのでしょう。

ところがどっこい、リゾートトラストにとって嬉しい誤算があったのですが、このエクシブ鳴門本館ですが爆発的に売れました。特に7部屋しかないSタイプがよく売れたのですが、そうなるとSタイプを購入したいけど、SタイプがなくEタイプを購入する。とかそのような事が起きます。

Eタイプも購入出来ないので、渋々Cタイプを購入するとか。

つまりエクシブ鳴門本館以前は、関西圏にはSタイプのお部屋がなかったわけです。

ご存知の方がいるのかどうかわかりませんが、エクシブ鳴門本館にはゴルフ場向きのBタイプ2部屋をEタイプ1部屋に改装した部屋が数部屋あるのはそのためとなります。

つまりリゾートトラストとしては、嬉しい誤算でありますが、予想よりよく売れた。と言う現象がある一方、営業マンからはSタイプがあればSタイプが売れたのに、Eタイプになってしまった。とかCタイプになってしまったとか、それも時が経つにつれて、Cタイプさえも買えなくなる。と言う更なる嬉しい誤算も起こり始めます。

そこで生まれたのがエクシブ鳴門サンクチュアリヴィラと言うことになります。

このサンクチュアリヴィラがあれば、在庫が足りていないSタイプを販売する事が出来る事になります。総部屋数22部屋。バージョン換算で616口の販売になります。

このエクシブ鳴門サンクチュアリヴィラを開業させれば、実は会員権販売的な視点から考えると、エクシブ鳴門のホテルをもう一つ開業させたのと同様の効果があります。

それは何故か、Sタイプを購入して、それが叶わずEタイプを購入したお客さん。Eタイプさえも購入出来なくて渋々Cタイプを購入したお客さんをそれぞれ買い替えの提案をしていけば、既に完売となったEタイプやCタイプの在庫も生まれる。と言う事になるからです。

振り返ってみると、切り替え契約(買い替え)はこの頃から一般化する事になるのですが、それ以前はあまりなされていない契約でした。

そうなると、サンクチュアリヴィラは切り替え契約という新たな契約方法も生んだ事になるのですが、サンクチュアリヴィラは軽井沢や山中湖、六甲などと派生していくのです。
最後にですが、現在エクシブホテルからサンクチュアリーコートへの切り替え契約はなかなか難しいかと思います。

ベイコート倶楽部のベイスイート辺りからサンクチュアリーコートロイヤルスイートなどの差額が大きな契約に関しては支社によっては応じてくれる場合もあるかと思いますが、支社によって、担当によって、タイミングにもよって出来たり出来なかったりとあるかと思うので、ご関心ある方は一度、担当の営業さんに相談してみるのも良いかと思います。

約25年前に始まった切り替え契約ですが、ここ数年はリゾートトラストもどちらかと言うと消極的なようです。

サンクチュアリヴィラを利用するには、エクシブSタイプ、エクシブ離宮、別邸SEタイプ、ベイコート倶楽部ロイヤルスイート、ベイコート倶楽部ラグジュアリースイート以上の交換グレードの会員権が必要となります。

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