ハイメディック総合コースどれを選ぶのが得策か

ハイメディック総合コースどれを選ぶのが得策か

エクシブと呼ばれる会員権の熱烈なファンという方達が一定数いるのは存じておりますが、おそらく先週の今一番ホットな話題と言えば次のサンクチュアリコートは淡路島なのか？という事かと思いますが、もっと話題にした方が良いトピックあるんじゃね？という事で本日は、

全く話題になっていない事だけど、もっと話題にした方が良いのではないだろうか？のハイメディック総合コースの今後について今日はお話ししたいと思います。

ちなみに今日のお話しは「遥か銀河系の彼方に」みたいな昔々の１９９０年〜２０００年初頭に販売されていたハイメディック総合コースのお話となりますがその前触れは今年の夏に既にありました。

その夏の話は下記のブログよりご覧ください。

２０２４年夏のハイメディックブログはこちら

最初に何故にこの話をさせていただくのかについてご説明させていただきます。

今回の件（後ほど説明します）はハイメディック総合コースを所有している方からすると、誰に相談して良いのかわからない。リゾートトラストに相談するのは抵抗があるし、だからと言ってこれに詳しい人は周りに誰もいない。というように映っているようです。僕はそんな事ないと思っていますが、もうハイメディック総合コースを所有している方からすると不信感の塊となっているようです。

ではなんの話んだのだろうか？という事について触れていきたいと思います。

先週、ハイメディック専門コース及び総合コースをお持ちの方にはリゾートトラストより切り替えの案内がお手元に届いたかと思います。ハイメディックの会員の方全てに送られた訳ではありませんので、ハイメディックの会員の方で私には送られてきていない。という方は該当者ではない。という事となりますので、今日お話しさせていただく内容は全くわからないお話しになると思います。

では、その案内とはどのような内容であったのでしょうか。

簡単に説明するとハイメディック総合コースの会員さんは、いずれの３つのどちらかに乗り変えてください。ということです。

ちなみに現在のハイメディック総合コースは１５年契約（自動更新可）年会費３０万円（税別）受診登録者不要、名義変更可能。という会員権となります。つまり、現在ハイメディック総合コースを所有している方は販売当初から既に１５年を経過しているので、毎年自動更新を続けている。という状況となります。それを下記の３つの会員権の中のどれかにしないと自動解約する。という案内となります。

何故か案内文に「提案である」とか「希望される方は」とか「検討してください」という文章が使われていますが「ご提案」と書きながら強制ですし、「希望の方は」と書きながら希望しない自由はありませんし、「検討してください」と書きながら検討しない自由もありませんので、そもそもクラベールの国語力がおかしいのか、この案内文がおかしいのかよくわかりませんが、乗り換えしないと自動解約されるという選択になります。

その３つの会員権とはどんな会員権となるのか？という事ですが
1️⃣ハイメディックプレミア
１５年契約（自動更新可）月会費４、６万円、受信者の登録不要、名義変更可能
2️⃣ハイメディック名誉会員（法人名義）
１０年契約（自動更新なし）年会費４０万円、受信者の登録不要、名義変更不可
3️⃣ハイメディック名誉会員（法人名義）
１年ごとの自動更新、年会費４０万円、受診者の登録必要、名義変更不可

ざっくりと説明するとこんな感じとなります。つまり３つの中でまだ良さげな2️⃣と3️⃣は売却できない会員権となり、現在販売中の1️⃣にすると年会費が現在の倍近くなるという事です。全く同じ検診内容なのに？という事です。

これらに無料で乗り換えられるという事ですが、どれを選んでいただいても現在のハイメディック総合コースの内容と比較すると、1️⃣を選ぶと月会費４、６万円（税別）は年間計算すると５５万円（税別）維持費が２５万円（税別）も高くなる会員権に生まれ変わり、2️⃣を選ぶと年会費が１０万円（税別）上がり１０年後に終了する会員権に生まれ変わり、3️⃣を選ぶと年会費が１０万円（税別）上がり名義人が亡くなると終了という会員権に生まれ変わります。

では、どれを選べば良いのか？という事ですが、ハイメディックを今後も利用し続けようと考えているなら４０代、５０代、６０代の方は個人名義の名誉会員（個人名義）3️⃣を選ぶのが、一番長期的に利用できるかと思います。例えば交通事故で亡くなる。とかを考えなければの話になります。

年会費が１０万円（税別）上がる事は現在の経済状況を考慮するとしょうがないかもしれませんが、最低、自分が死ぬまでは利用できるという事になります。

また、お子さんの時代まで利用したい。という方は、このような考えもあります。２０２８年までに成人を迎えるお子さんがいらっしゃる方は、２０２８年より前に自分の名義からお子さんの名義に先に変更して手を打っておく方法です。自分の名義にするのではなく、成人したお子さんの名義にしておくのが良いと思います。例えばですが、お子さんが２０歳になったばかりですと、お子さんの名義にしておけば５０年ほど利用できる事となります。

でも名義変更料が高い事で知られているハイメディックですが、総合コースの名義変更料は６０万円（税別）ですが、相続や親族間贈与においては５万円（税別）となります。

また、現在法人名義で所有している方は、法人名義のままですと２０２８年から１０年後の２０３８年に終了する会員権になるのが確定してしまいます。長期的保有を考えるなら法人名義から個人名義にしておくのが良いと思いますが、その際に引っかかるのが名義変更料６０万円（税別）になります。

僕の無責任な予想ですが、５万円（税別）でやってもらえるような気がしている😆無責任やけど。

案内文を文字通りに読むと、「切り替え契約である」と書かれているので現在の会員権を解約して入り直す。と読めます。そのために切り替え時に現在の会員権は解約するという事なので、法人名義の会員権を解約して、個人名義で入り直す。名義変更料は無料となるかもしれませんが、送られてきている案内文の日本語は日本語通りにお読めませんので、現在では不明となります。

また、法人で所有している方でこの際、先手を打って今から個人名義にする。という場合は単純に新規販売時の時に購入している方であれば７５０万円、仲介市場で購入している方であれば、その時の相場で購入されていると思いますが、法人から個人でいくらで売却するかは社長さんが自分で決めれば良いかと思います。

ハイメディック総合コースの販売当時は７５０万円で、その内４５０万円は１５年での償却となりますので、税理士さんは４５０万円は既に償却分として計上しているはずですが、残りの３００万円分を極論、会社から個人に１０万円で販売した。となれば、残った２９０万円を損金扱いにして法人に利益が出ているのであれば、利益と相殺が可能と思われます。

つまり、年会費が１０万円だけ上がってしまった。という事にするならば、個人名義であればどこかのタイミングで息子、娘の名義に変更する。法人名義で所有している方は、この３年間で法人から社長個人、社長個人から生前贈与して息子、娘へと繋ぐのが、長期保有したいのであれば理論上は一番長く所有できることとなります。

現在、法人で所有している方はそのタイミングや売買金額などは顧問税理士さんに相談される事をお勧め致します。

２０２８年までまだ３年ほどありますが、我が家のハイメディック総合コース会員権。今からどうするのか考えておくのが得策ではないでしょうか。