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2023.07.13

【施設】会員制ホテル他

湘南物語 帰らぬ思い出は買えるのか

今回、僕を誘っていただいた方達はまさにクラブライフを謳歌している人達のように僕には写った。

今回は僕を入れて5名で買って来たつまみと共に、時計の針が一番下にある時刻から一番上に来るまでビールやシャンパンなどを飲んで時間を過ごしたのだが、ひょっとすると傍から見たら僕も浮世離れしている人に映ったのかもしれない。

とても贅沢な時間でもあり、こんな贅沢な時間をすごした記憶が僕の人生にはなかった。
時間を気にする事なくグラス片手にいろんな話を聞いた。中でも話の中心はテニスである。

逗子マリーナお部屋動画はこちら
逗子マリーナお部屋からの景観動画はこちら

東京神宮外苑にテニスクラブがあるのをご存知だろうか。今回僕を誘っていただいた方はこちらのテニスクラブの方であるが、毎日のように仕事終わりに顔を合わせているらしい。おそらく東京ベイコート倶楽部が当初描いていたFRIENDSHIPを過ごしている人達のように僕は思えた。
東京ベイコート倶楽部の販売当初のパンフレットにはこう書かれている。

Partnership,Friendship,Fellowship新しい出会いがあり、新しいShipが生まれていく。人々の繋がりを大切にしながら、もっと人生を楽しむ。そんな生き方がこれからのスタンダードになる。

ベイコート会員権を購入して新しい出会い。があった人はどれだけいるのだろうか。SNSでの知り合いぐらいはできたかもしれないが、まさか逗子マリーナでそんなライフスタイルを過ごしている人達に出会うと思ってもみなかったし、僕にはとても羨ましく感じた。
何故なら、僕が持っていない物を持っている人達だし、お金を払えば買えるものでもない。

日々の忙しさの中で失ってきた人間関係、それを僕よりご年配の方々が大切に今でも持ち続けている事がとても羨ましかった。ひょっとするとこの逗子マリーナ50万円の会員権で手に入ると思ったのは、僕がこれまで日々の忙しさを言い訳に失ってきた人間関係、思い出などを再び手にする事が出来ると錯覚したからかもしれない。
TokyoShipって何だったのだろうか。テニスの話を聞きながらいろいろな事を考えていた。時計の針が一番上を指す頃に僕はお先に失礼させていただいたのですが、暗闇の中マリーナを歩きながら豊かさってこういう事なんだろうな。と思った。こういう商売している人が言ってはいけないんだと思うけど。
部屋に戻った僕はお酒のためかすぐに眠りに落ち、何故か翌日は早朝に目が覚めた。翌朝、逗子マリーナ1号館から見た雨の江の島は悲しそうに見えた。

互いにGuiter 鳴らすだけで
わかりあえてた 奴もいたよ
戻れるなら In my life again
目に浮かぶのは Better days

飛び切り素敵な恋などもしたと思う
帰らぬ思い出 Times go by

Suger Suger ya ya Petit Choux
もう一度だけ会えたら
Pleasure Pleasure la la Voulez vous
いつの日にかまた

歌詞:桑田佳祐

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