NOT A HOTELとUMITOとSAC八ヶ岳と PART1
現在、絶好調と言っても過言ではない勢いで販売されているサンクチュアリコート八ヶ岳ですが、客観的に見て同業他社と比べると何がどう違うのでしょうか。
遥か昔の話ですが、リゾートトラストのライバルと言えば東急ハーヴェストと言われる時代がありましたが現在ではそんな時代もあったなー。という認識程度で、今ではリゾートトラストと東急ハーヴェストを比較する人は多くないかと思われます。
では、現在のライバルである同業他社はどこなのだろうか?と考えると、サンクチュアリコート八ヶ岳に絞った商品目線からの比較となるとNOT A HOTELやUMITOと考える方が適切なのかもしれません。
クラベールブログ読者の中でこの3つの会員制シェア別荘を比較検討している方がいるのかわかりませんが、それぞれ何がどう違うのか?それぞれどのような特徴があるのか?がよくわからないと言う方もいるかもしれませんので、今日はこの3つの会員制シェア別荘をどこよりもわかりやすく、どこよりもポイントを押さえてそれぞれの特徴をお話ししたいと思います。
ちなみに恒例のざっくりとした説明になりますのでご了承ください。
まず、最初にお話しするのがサンクチュアリコート八ヶ岳にになります。
多くの方がご存知のようにリゾートトラストでは初めてとなるホテルと言うより別荘に近いコンセプトで販売している会員制ホテルとなります。特徴としては契約期間が50年である事。会員権の中にグレードが存在していると言う事となります。
グレードは3つのグレードに別れ、それぞれクラブスイート(10泊、860万円、年間管理費13万円)ラグジュアリースイート(10泊、1470万円、年間管理費16万円)ロイヤルスイート(10泊、2080万円、年間管理費20万円)となります。
サンクチュアリコート八ヶ岳の特徴としては、相互利用できる施設の数がダントツで飛び抜けている事(エクシブ、ベイコート倶楽部など)といくつかの制約はありますが、年間10泊を超えて宿泊できると言うのが特徴となり、また程よい距離感で施設が全国展開しているのもNOT A HOTELやUMITOにはない特徴となります。
ただし、サンクチャリコート八ヶ岳は購入したグレードより上のグレードの利用は出来ません。
今後、リゾートトラストがサンクチュアリコート八ヶ岳のような別荘よりのコンセプトの施設展開をするのかどうかわかりませんが、同様のコンセプトの施設を展開していくならば、ホテル型、別荘型と両方利用できる楽しみはリゾートトラストの会員にならないと味わうことができない権利となります。
ではNOT A HOTELはどうでしょうか?
シェア別荘という視点からするとNOT A HOTELが現在最大手と考える事ができるかもしれません。特徴としては、施設にかなりのこだわりを感じる設計となりますので、デザインが好き、ここだけでしか味わう事ができない唯一無二のリゾートを楽しみたいという方はNOT A HOTELは良いかもしれません。
ではいくらぐらいで販売しているのか?という事になりますがNOT A HOTELは購入するホームグランドにより販売金額がかなり異なります。年間10泊のタイプで900万円〜3億8000万円ほどで販売されていますがサンクチュアリコート八ヶ岳と異なり、年間10泊までであればその都度のルームチャージ料金がかからないのが特徴です。また、利用しない宿泊日は運営会社が買取をしてもらえるのも特徴となります。購入する施設により異なりますが、こちらも多くが50年契約となります。
NOT A HOTELもサンクチュアリコート八ヶ岳同様に相互利用が可能となります。
ざっくりとした説明になります。例えばですが、900万円(10泊)の物件を購入して3000万円(10泊)の施設を利用する事も可能ですが、宿泊する際に差額が発生します。その差額が購入したホームグランドによってはびっくり金額となりますので、単価の低いホームグランドを購入してもリゾートトラストのように気軽に交換利用して、新しくサンクチュアリコート琵琶湖が開業するから行ってみよう。とはなりません。間違えました。なれません。僕の場合ですがお金貯めてから行こうみたいな感じです。
クラベールはこの相互利用差額がネックでNOT A HOTELの購入を断念しました。年収が5000万円とか1億とかある方向けなのかなー。と勝手に思いました😆高杉晋作。
また施設展開の場所に偏りがあるのも気になる点かもしれません、多くが福岡と関東北部に集中しています。今後の施設展開次第かと思いますが、現時点では関西や中部地区にお住まいの方が検討するのはちょっと無理があるのではないでしょうか。
ではUMITOはどんな感じでしょうか。
UMITOの特徴は関東圏の湘南地区に点在しているのが特徴です。湘南大好きという方はUMITOを検討されるのが良いのではないでしょうか。
UMITOは販売金額だけを比較するとサンクチュアリコート八ヶ岳とほぼ同じ金額で販売されています。年間10泊で1000万円から年間10泊で2000万円ほどとなります。
こちらはお部屋の大きさにより異なるのですが、サンクチュアリコート八ヶ岳のクラブスイートとほぼ同じ金額で販売されているお部屋は約55平米の1ルームとなり単純比較した時に若干の割高感はあります。契約期間は基本50年となりますが、一部の施設は期限のないホームグランドも一部あります。
また、ご利用可能日数までは利用料金がかからないことや、購入したお部屋より広いお部屋を利用する事も可能ですが、差額が発生する点はNOT A HOTELと同じ仕組みとなりますし、利用しない日数に関しては運営会社が買取をしてもらえるのも同じシステムとなります。
なんだかとても似ているNOT A HOTELとUMITOですが、こちらの2つの運営しているシェア別荘の一部施設は提携できるようになっていますので、施設の偏りがあるNOT A HOTELと湘南地区が充実しているUMITOは不足エリアをお互い補完しているような関係とも言えるでしょう。
最後にですが、この3つのシェア別荘ですが不必要になってしまったらどうするのだろう?という場合ですが、どちらかというと東急の考えよりリゾートトラストの考えに似ています。今後、NOT A HOTELやUMITOもリゾート会員権業者で売買されるのが予想されます。果たしてそんな日が近い将来見ることができるのでしょうか。
※ブログ内でご紹介させていただいた金額などの数字はおおよその表示となりますのでご了承ください。また、実際にこれらを検討される方は、詳細に関しては直接それぞれの運営会社にお問い合わせください。
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