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2024.11.15

【施設】会員制ホテル他

NOT A HOTELとUMIT0とSAC八ヶ岳と PART2

先日、クラベールはNOT A HOTELとUMIT0とSAC八ヶ岳の3つのシェア別荘に関してデータ的観点から比較をしてみました。今日はクラベールの主観100%のそれぞれについてどう思うのか?についてお話ししたいと思います。

あくまでもクラベールの個人的感想なのでご了承ください。

まず、NOT A HOTELとUMIT0とSAC八ヶ岳のこの3つのシェア別荘ですが、3つを比較した時に他2つと比べてチョッチ厳しいだろうな。と思ったのがUMITOになります。本当UMITOの皆さんごめんなさい。

ただしちゃんとクラベールなりの根拠があります。

SAC八ヶ岳のクラブスイートは約90平米あり、年間の宿泊日数は10日間で販売金額は790万円(年間管理費約13万円)となります。特徴として4名宿泊できること、お部屋にサウナがついている事などが挙げられます。また、SAC八ヶ岳は年間10泊以上する事も可能となります。

一方ですがUMITOのAMIは約50平米、年間の宿泊日数は10日間で販売金額は980万円(年間管理費は約17万円)こちらは現在建築中ですが、竣工後には1050万円での販売となるそうです。

立地が異なるので単純比較するのもどうかと思いますが、SAC八ヶ岳と比較すると約半分の広さなのにSAC八ヶ岳より販売価格が高いということになります。何より、SAC八ヶ岳がゲートに入りリゾートの世界観の中にある物件なのに対して、ポツンと1軒屋状態で建設されているUMITOさんの物件代金だけの単純比較であればSAC八ヶ岳と比べる割高感を感じます。

相模湾の絶景である。というポイントはあるかと思いますが、1ルームタイプのために家族での利用は厳しくなります。

ただ、UMITOのAMIは利用する時のルームチャージ料金はかからないのがSAC八ヶ岳にはないメリットではあります。宿泊日数に至らない場合は余った日数は買い取ってもらえるのも特徴です。買い取ると言う表現が正しいのか分かりませんが、分かりやすくご説明するとこのような表現となります。

では、利用しない日を一般利用に貸し出して収益を上げる事は可能なのか?という疑問もあるかと思いますので、それについてお答えします。

UMITOのAMIの本体価格は980万円、年間維持費は17万円になりますので、50年間の維持費は17万円✖︎50=850万円となります。そうなると本体価格は980万円ですから、50年間でかかるコストは1830万円になります。

UMITOの収益計算表によると、年間10泊の権利全てを貸し出した場合は年間33万円になるそうです。つまり管理費計算では1泊1、7万円ですが、それを1泊3、3万円で買い取っていただけるという事になります。50年間1回も使わなければ1650万円となりますので、50年間の費用は1850万円であるのに対して、収益は1650万円なので収益物件として考えるのは難しいという事かと思います。

また、形あるものは古くなります。これはエクシブ、ベイコート倶楽部、サンクチュアリコートも同じです。過去の歴史を振り返ると古くなったホテルは稼働率が徐々に下がっていきますし、それに伴い単価を安くしなければ売れないのは明白であります。

50年間永続的に開業当初の収益シュミレーションである年間33万円の収益は成立しないのではないだろうかと思うのです。

そうなるとSAC八ヶ岳とUMITOのAMIをリゾートの側面から比較すると、相互利用できるエリア、施設数、宿泊施設の多様性では、なかなかUMITOがサンクチュアリコート八ヶ岳に勝るポイントを見つけるのが難しくなりますし、収益物件としての検討も得することはないので、この2施設を比較した場合、UMITOの優位性を見つけるのは難しくなります。

それと完全に僕の個人的主観100%であることをお伝えしてお話ししますが、ここ数年ですがWITH SEA BY UMITO LIFE、UMITO THE SARON IZUなど、どこかの保養所だったような古い物件を購入して改装後に一般ホテルとして、またはサブスクの貸別荘として新たな事業をスタートさせていますが、長期的ビジョンにおいて、2つの観点からUMITOさんは悪手を打ったように僕には見えます。

全く施設は異なりグレード感などは別物かと思いますが、一部の人しか手の届かないブランドから、誰でも手の届くブランドと言うイメージが付く事、うまくいってないのではないだろうか?と僕のような人間は疑いの目で見てしまいます。過去の会員制の歴史と照らし合わせると、大丈夫だろうか。と僕には映るのです。←なんの根拠もありませんのでご了承ください。僕にはそう映る。と言う話になります。

では一方のNOT A HOTELはどうでしょうか。

NOT A HOTELはだいぶ将来性があるような気がします。良い意味で尖っている。もう突っ走っています。他は他、自分は自分というようなこだわったデザイン性などを考えると今までの日本にはなかった空間や滞在を提供してくれる唯一無二の存在となります。行った事ないけど😆

つまり、このような滞在をしたいならNOT A HOTELを購入するしかない。という選択しかありませので、お金が余って腐っちゃうみたいな方向けなのかなーと個人的には思うのです。

システムはほぼUMITOと同じとなります。50年契約、年間10泊、利用する際は利用料金がかからなく、上位グレード交換は差額が発生。システム的にはほぼUMITOと同じですが、あの究極かつ独創的なデザイン性のある施設は日本のスーパー金持ちしか相手にしかせんよ。という潔さ。今後も伸びていく可能性は十分あるのではないでしょうか。

つまりどう足掻いても買えない。買えたとしても気安く使えない。と言う地点に到達しています。つまり普段オートマ車を運転しているクラベールが、とんでもないエンジンを積んだマニュアル車を買っても手に負えないというような感じでしょうか。

NOT A HOTELのCEOのXによると年会費は会員権価格の約3%になるように設定されているそうです。そうなると1000万円(10泊タイプ)ほどで販売されていた軽井沢の物件の管理費は約30万円ほどとなるので1泊3万円ほどの計算となります。

それが一般旅行サイトでいくらぐらいで販売されているのか気になると思いますが、1泊2名朝食付きで10万円〜16万円ほどとなります。ただし、最初に50年の利用権を1000万円で購入しているので、1000万円➗年間10泊✖︎50=2万円。つまり最初に初期投資として1泊あたり2万円ほど払っている計算となります。

つまり1泊あたり3+2=5万円。これを一般サイトで売り出す時は10万円〜16万円ほどになりますので、会員は、オーナーになると一般料金と比較すると半額〜3分1ほどで利用できると言う事となります。

こちらも収益物件として考えると、UMITO以上に損する事が確定します。でもNOT A HOTELの方がUMITOより僕には魅力的に感じます。

この利用しない日数を、運営会社が買い取り、それを一般旅行サイトで販売する。という仕組みなんですが、NOT A HOTELのCEOのXによると、「長期で安心して保有できる仕組み」という事です。

「なるほど」となるのですが、これってNOT A HOTELに当てはまるのはわかるのですが、UMITOに当てはまるのだろうか?という疑問になるのです。本当UMITOの皆さんごめんなさい。

つまりNOT A HOTELの会員になってみたい。でも高額である。ただし、こういう仕組みがあるので安心してください。というオンリーワンである論理がNOT A HOTELなら成り立つかと思うのですが、UMITOの場合ですが、本当UMITOも皆さんごめんなさい。申し訳ないのですが唯一無二の存在ではないので、熱海のせかいえに宿泊するのと違いが見えないのです。

そうなると、別に会員にならなくても、その都度、その都度、熱海のせかいえに泊まればよくないだろうか論理に巻き込まれるような気がするのです。

そうなると、UMITOはSAC八ヶ岳には勝てない。UMITOはNOT A HOTELに勝てない。SAC八ヶ岳とNOT A HOTELの顧客は基本的に年齢層が被りませんので、勝ち負けという勝敗にはならない。というのがクラベールの予想になるのですが、こんな3社の商品を比較したブログはおそらくまだ存在しないと思うので、現在、この3つで悩んでいる方は参考にしてみてください。

今日の結論、結局、SECOMとALSOKと東急セキュリティの違いはいまだによくわからない😆

今後NOT A HOTELとUMITOが今後、中古物件として購入出来るようになるのではないか?と考えていますが、そうなったら庶民でも飲まず食わずすれば手が届くかもしれない😆

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