2024.10.04
【購入】エクシブ購入に関する情報
福利厚生施設としてはどうなのか
たまに、経営者の方からのご相談で、エクシブ会員権を、従業員の福利厚生施設として活用しようと思うのですが、どうでしょうか?というご相談を受ける事がありますが、結論から言うとリゾートトラスト会員権を保養所代わりの福利厚生施設としての購入はマジで辞めた方が良いと思う。
絶対とまでは言いませんが、8割、9割は辞めた方が良いと思うのですが、今日はそんなリゾートトラスト会員権、福利厚生施設としての活用はどうなのか?についてお話ししたいと思います。
まず、僕が今までリゾートトラスト会員権において、何百人、ひょっとすると1000名を超える方と携わりましたが、リゾートトラスト会員権を法人名義で購入して、従業員さんが上手に使っている。という会社ほとんど見たことありません。例外はありましてゼロではありませんが、ほとんどゼロに近いかと思います。
これは、僕がエクシブ会員権、ベイコート倶楽部会員権、サンクチュアリコート会員権を法人で買ってはいけない。と言っているのではなく、社長さんの家族だけが使うんだけど法人名義で購入する。というのは全然アリの話です。というか、法人名義で購入している方の9割はこのような使い方になります。
あまり、聞こえは良くないかもしれませんが、僕はこれで良いと思っています。
ただ、従業員さんの為を思ってリゾートトラスト会員権を法人名義で購入する。というのはあまりおすすめしません。その理由は、法人名義でリゾートトラスト会員権を購入したとしても、基本的に従業員さん達は利用する事はほぼありません。
では、何故に従業員さん達は利用しないのか?という話になるのですが、一番の大きなポイントはリゾートトラストの会員権は所有していたとしても、利用する際、意外と高額である。という事になります。
つまり、本日のブログをお読みただいている経営者の方がいるならば、会員権を購入したとしても、自分の会社は、これを利用する事が出来るだけの給料を払っているのか?も一緒に考えなくてはなりません。
サンメンバーズ、エクシブ、エクシブ離宮、ベイコート倶楽部、サンクチュアリコートとカテゴリーが増えすぎて何がなんだか分かりませんが、一人当たり2万円から4万円ほどは利用するのにかかるという事になります。家族で利用したら10万円単位のお金が消費される事になりますが、自分の会社はこれを利用できるだけの給料を従業員さんに払えているのか?という事になります。
普段の生活でカツカツであったとして、会社が会員権を所有しているから使って良いよ。と言われても大半の従業員さんは、うちの会社の社長アホやなー。ぐらいにしか思いません。
次に、従業員さんの平均年齢も考慮されると良いかと思います。
基本的には、20代、30代の従業員さんが多い会社さんは、この年代の人は利用しません。Instagramなどを見ていると、若い姉ちゃん達がよくわからんポーズしながらラグーナベイコート倶楽部のプールサイドで撮影したInstagramを公開していますが、Instagramなどで見かけるごく一部の例外の人達だけが、画像や動画をアップしているだけ。と思った方が良いということになります。
でも、一部の例外は確かにいらっしゃいます。例えばですが、平均給与が高所得である一部上場企業のような会社でしたら、リゾートトラスト会員権を購入したとしても、従業員さんが利用されるだけの所得があるので利用する確率は高くなります。
給与が高いと、普段からリゾートを楽しむ習慣もありますし、普段からちょっとお洒落な場所に行ったりと価値観なども備えているからになります。又、利用料金がネックになることもないからです。
でも、多くの経営者の方は来月から従業員さんの給与を上げるなんて事は難しいかと思いますので、リゾートトラスト会員権の福利厚生施設としての活用はどうしたら良いのか?についてお話ししたいと思います。
まず、従業員さんの平均年齢が若い会社さんは、そもそもリゾートトラスト会員権を購入するのは辞めた方が良いと思う。社長さんが、自分で楽しみたいという事でしたら、全然OKだと思います。そのような平均年齢が若い会社さんは、他の何かを模索した方が賢明である。というのが僕の個人的見解ですが、的外れと言うことはないと思います。
それでも、福利厚生施設として購入したい。というのであれば、会社から利用料金の一部を補助する。というのが一つのアイディアかと思います。例えばですが、ルームチャージを会社で負担してあげる。一人2万円まで補助が出る。などです。
僕が知る限りの話ですが、法人でリゾートトラスト会員権を購入して、従業員さんが上手に活用している会社さんの多くは何らかの補助を出している事が多いです。
そして、次に金銭的以外の面で上手に活用したいのであれば、よくやってしまうのが、社長さんが従業員さんに、「使いたかったら、言ってね」と言う言葉になります。決して悪気があるわけではないかと思いますが、これも失敗する典型的な例になります。
従業員さんからすると、自分の休みを、いつどこで誰と、何をしに行く。みたいな話をしなくてはいけません。
きちんと、リゾートトラスト会員権を会社の福利厚生施設として活用したいのならば、どなたか、一人会社のスタッフに予約などを管理する人を置く。など、公平に気兼ねなく利用できる環境づくりをしないと、せっかく高額なリゾートトラスト会員権、宝の持ち腐れなんて事になってしまうかもしれません。
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