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2022.01.21

【運営会社】リゾートトラスト

権利利用日数はどこまで減るのか

約35年ほど前にエクシブ鳥羽が開業してから、エクシブシリーズが始まるのですが、その後、グランドエクシブ、エクシブ離宮、ベイコート、サンクチュアリーコートといろいろマイナーチェンジ?ビッグマイナーチェンジ?をこの35年で繰り返してきた訳ですが、リゾートトラスト会員権の年間利用日数は最終的には年間何泊まで減る事になるのだろうか?

エクシブ(XIV)とはローマ数字で14を意味し、1部屋を14名のお客さんで共有する事により1つの会員券で年間26泊宿泊出来るという事でスタートしている事は皆さんご存知かと思いますが、その後バージョンタイプの販売が始まり、今では仲介市場で主流となっている年間13泊宿泊出来る利用権利の販売がスタートしました。

これはどう考えるべきか?

例えば、エクシブ鳥羽は大半が26泊の権利で販売されていたホームグランドになります。総部屋数は207部屋。販売当初は2898口販売された訳ですが、その後解約分などがあり、バージョンZやバージョン20で再販売されている事を考えてもエクシブ鳥羽の所有者は3000名前後かと思われます。

一方、エクシブ鳥羽別邸、総部屋数は121部屋で大半はバージョンタイプの会員となるので約3300名ほどの会員がいる事になる。部屋数はエクシブ鳥羽本館と比べても80部屋ほど少ないのに会員はエクシブ鳥羽本館よりも多いという事になるのですが、これで大丈夫なのだろうか。

大丈夫なのだろうか?というのはどういう事なのかと言うと、現在皆さんが愛用しているサンクスフェスティバル。このサンクスフェスティバルは古い会員さんに限った事ではありませんが、利用率の低い会員さんのお蔭で成り立っています。

つまり年間13泊宿泊できますが、実際は5泊、6泊しか利用していないお客さんなどが多くいる。その利用されなかった権利を他のお客さんが権利消化せずに利用している。というのがサンクスフェスティバルになる訳ですが、果たしてどうなのだろうか?

古い会員さんになればなるほど、利用率は下がる傾向になるので大丈夫という事になるのですが、そんな事はありえませんが多くの古い会員さんが突如、利用率が上がったらどうなるのだろうか。と余計な心配をしてしまいます。

現在、仲介市場で一番人気にある会員権と言っても過言ではない東京ベイコート倶楽部になると292部屋となりますが、会員権所有者は8000名を超えます。エクシブ鳥羽本館と比べると部屋数は100部屋増えましたが、会員は5000名も増えているという事になります。

当たり前ですが、エクシブ、ベイコート倶楽部に限らず、1部屋あたりの所有者が多ければ多いほど、繁忙期と呼ばれるシーズンの予約は取りずらくなります。

エクシブ鳥羽が開業した頃は元旦の競争率は14分1でしたが、東京ベイコート倶楽部の頃には30分1、次期開業施設である飛騨高山施設では36分1になります。果たして、1部屋あたりの持分は今後どこまで、分割され販売されるのだろうか。


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