トラスティ心斎橋閉鎖が意味する事とは
先日、リゾートトラストがトラスティホテルの6施設とサンメンバーズ新宿やエクセレントクラブを閉鎖する事を発表しましたが、皆さんはこれらの発表の中で何に一番注目したでしょうか。この6施設の売却とサンメンバーズやエクセレントクラブの閉鎖をお伝えしただけでは、クラベールブログらしくないので今日はトラスティホテル売却に関して少し深堀してみたいと思います。
どうでも良いのですが、本日のブログでクラベールブログ700回を迎えました。
おそらく多くの方はトラスティホテルは一般ビジネスホテル事業だから私が会員になっているエクシブは関係ないし、サンメンバーズ新宿も利用しないから関係ない。と思った方もいるかと思いますが、まったく関係ない。という事はないのです。エクシブやベイコート倶楽部の会員さん達も今後、これらがどうなるのかをメチャクチャ気にしておいた方が良いのですが、誰もメチャクチャ気にしておいた方が良いという事に気付いていない(笑)
このトラスティ心斎橋の売却は今後のリゾートトラスト施設、それらが閉鎖する時に既存の会員はどうなるのかを占う上で注目しておいた方が良いでしょう。
まず、トラスティ心斎橋には、ハイメディック大阪があります。ハイメディック大阪があるという事はハイメディック大阪の会員がいる。という事です。つまり、リゾートトラストは会員がいる施設を売却したという事になります。
トラスティ心斎橋には、毎年ハイメディックの検診を受けに来る会員が存在し、トラスティ心斎橋が売却されるとその会員達はどうなるのだろうか。いくつか考えられるケースをクラベールなりに予想してみました。
①ハイメディック大阪会員は権利消滅
なかなかこれはこれはありえないかと思いますが、可能性ゼロという話ではないかと思います。元々ハイメディック山中湖と心斎橋は15年契約で15年以降は自動更新という扱いになります。15年目以降は年会費を支払う事によって15年目以降も利用する事が出来る。ただし、その利用出来る施設はなくなってしまった。建物が老朽化する理由以外で売却をした。となるとなかなか会員さんを納得させるのは難しいかと思いますが、そんな事はないかと思いますが、絶対ないとも言えないような気がするのです。
②トラスティ心斎橋は売却したが、ハイメディック大阪は存続
一つの方法として、トラスティ心斎橋は売却する事が決まっているので、ハイメディック大阪はテナントとして残り運営していくという方法も残されています。これは十分にありえる話かと思います。まさかリゾートトラスト自体もトラスティ心斎橋を開業する時は後々このホテルを売却する事になるとは思ってもいなかったでしょうが、①番の案よりはかなり現実的な話なのではないでしょうか。
③他ハイメディック施設をフローティング予約で利用可にする
現在、関西地区にはハイメディック京都大学があります。そして大阪・中之島にも次期ハイメディック施設が出来る事を考えると、自分のホームグランドは無くなってしまったが、他施設はフローティング予約のみ利用する事が出来る。これも②案と同じぐらい有力かと思います。
ここでハイメディックのフローティングって何だよ。となるので念のため説明しておきます。ハイメディック会員権にもエクシブやベイコート倶楽部のようにカレンダーというのがあります。このカレンダーというのはエクシブなどと若干異なり、占有日ではなく占有月というのがあり、例えば、2022年5月が占有月であったとすると、ホームグランド施設の占有月は1年前から予約する事が出来ます。又、他施設を予約する時はフローティングとなるのです。
つまり、ホームグランドは無くなっても、フローティングで他施設を予約する事が出来れば、京都や名古屋などで検診する事が出来るという事になるのです。
何故に、クラベールがハイメディックの予約の話を突然したのか。それは近い将来いくつかのエクシブ会員権はこのようになるのではないかと想像しています。
例えば、エクシブ鳥羽本館。鳥羽本館がもう古くなり、建て替えも難しくなった時。
その時、エクシブ鳥羽本館は閉鎖で取り壊し、エクシブ鳥羽本館の会員さんは交換する権利はないので交換利用は出来ないが、フローティング予約で他施設を利用する事が出来る。これマジで濃厚ではないだろうか。牧場で食べる濃厚ソフトクリームぐらい濃厚ではないかと思うのです。(笑)
つまり何故にトラスティ心斎橋の行く末が、皆さんが気にしないといけないのかは、そこにハイメディック心斎橋があり、そこにはハイメディック心斎橋の会員がいる。ハイメディック心斎橋の今後が③番案になった時、エクシブ創世記施設の未来を占う一つの指標となるのです。
でも③番案が採用された時にエクシブやベイコート会員権では大きな問題とはなりませんが、ハイメディック会員権だと一つ大きな問題が発生します。どんな問題かわかりますでしょうか?
それは、エクシブやベイコート倶楽部会員権の場合は13泊、12泊の権利があっても年間6泊しかしない、7泊しかしない。などの会員が多数いますが、ハイメディック会員権のケースだと年間1回の権利を利用しない方は多くはありません。
その1回の権利は25万円から50万円相当の権利です。そうなると論理的に考えて他施設をフローティングで利用してもらうのは無理があるのでおそらく②番はないな(笑)と今更ながら思うので結論は、おそらくハイメディック大阪はトラスティ内にテナントとして残るのではないでしょうか。多分。多分。
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