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2022.11.11

【運営会社】リゾートトラスト

50年契約が意味する事

クラベールブログをお読みいただいている方はよくご存じかと思いますが、現在リゾートトラストで販売しているサンクチュアリコートという新シリーズ会員権は50年の期限のある会員権である。

リゾートトラストはサンメンバーズ、エクシブ、ベイコート倶楽部と半永久的に保有出来る会員権を販売していましたが、新シリーズ会員権であるサンクチュアリコートは50年という契約期限のある会員権であるという事になります。

何故、ここにきて、リゾートトラストは半永久的な会員権から50年という期限のある会員権に舵を切ったのでしょうか。これには大きな理由として2つあるのではないかとクラベールは考えています。

一つ目が、現実的な問題となりつつあるホテルの老朽化。

よく聞くエクシブ会員権はホームグランドよりグレードを重視すれば良い。これにはまったくクラベールは賛同出来かねますが、それを信じリゾート会員権を選んでいる方は多いようです。

エクシブホテル第一号であるエクシブ鳥羽は開業より35年を迎えます。お部屋の約半数はリニューアルされていますが、15年後のエクシブ鳥羽の運営状況と会員権所有者の方の扱いはどのようになっているのでしょうか。

偶然かもしれませんが、20年契約であるバージョンL(現在はバージョン20)と呼ばれる会員権が契約満了を迎える時期が丁度、エクシブ鳥羽が開業50年を迎える頃と同じ時期である事は何か因果関係があるのでしょうか。

まだまだ先の話になりますが、ホテルの老朽化が現実問題となった時、それはどうなるのでしょうか。50年契約となる会員権はこのどうなる問題を考えなくても良いという事になります。

二つ目がリゾートトラスト会員権中古市場の縮小

50年契約と聞いて、一番最初にクラベールが想像したのが、仲介業者が取り扱える会員権が年々減少していく事か。と思いました。例えばですが、残り契約年数10年の会員権があったとすると、それは、もう次回は売却出来ない会員権とほぼ一緒になります。

どういう事か?

残り契約年数が10年の会員権は、一度、名義を変更するとそれから5年は名義を変更出来ないので、次回売却出来るのは残り契約期間が5年の会員権となります。誰が購入するのだろうか。絶対とまでは言いませんが、残りの契約年数10年を切った会員権は次回はほぼ売却する事が出来ない会員権となります。

680万円のクラブスイートの残りの契約期間が5年残しているから、680÷50×5=70万円とは単純には間違いなくなりません。何故なら、70万円の会員権を購入するのに、諸費用で80万円ほどかかる計算になるので実際は総額150万円ほどとなります。

売却される方からすると、1年間の権利を14万円ほどで売却するという事になりますが、購入される方からすると1年間の権利を30万円ほどで購入するという事になるからです。その上年会費を考慮すると残5年の契約期間がある会員権は諸費用の事を考えると、タダでも売却するのはかなりの難易度になります。

そうなると、残りの契約年数10年を経過した会員権を購入すると、次に売却する。という事は実質ほぼ不可能であるか。もしくはタダ同然という事なら売却する事は可能かもしれない。という事になります。

そうなると、2050年頃の会員権の人気会員権は、60前後のシニア世代は残りの契約期間20年ほどを残している会員権が、後々、子供達にも面倒な物を残さなくても良いしという事で人気がある。という時が来たりするのかもしれません。まーよくわかりませんが。

この50年契約会員権、2050年頃の動向はどうなってるのでしょうか。

(サンクチュアリコート高山2021年5月撮影)

裏ベール会員の皆様へ
裏ベールブログサンクチュアリコート琵琶湖概要編に現在工事中のサンクチュアリコート琵琶湖の工事進捗状況動画を追加させていただきました。現在はスパ棟、レストラン棟、2号棟、3号棟の工事をしているようです。ご関心のある方は裏ベールブログサンクチュアリコート琵琶湖概要編からご覧いただけます。

サンクチュアリコート琵琶湖概要編はこちら

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