エクシブ10販売からの推測
今日はちょっとクラベールブログらしいテーマのお話をしてみたいと思います。
ところで、皆さんご存知でしょうか。リゾートトラストではエクシブ10という商品を販売しています。
リゾートトラストもエクシブバージョンLやらバージョン20やらいろいろと新しい商品を開発する事には関心しますが、このエクシブ10ですが、少し正確の悪い人から見ると、エクシブ創世記の施設がどうなるのかの指標となるような商品となるので、僕の私の会員権は全然関係ないとはいかないのかもしれません。
ではこのエクシブ10ですがどのような会員権なのかスペックを見る前にそもそもエクシブバージョンLって何だっけ?バージョン20って何だったっけ?という方のために両会員権に関するクラベールブログのリンクを貼っておくので合わせてお読みください。
エクシブバージョンLのブログはこちら
エクシブバージョン20のブログはこちら
つまり、バージョンLもバージョン20も20年契約の商品である。という事になります。もう話は解りやすですよね。バージョンが付くので13泊の権利で20年間の契約となります。商品名が商品の特性を表現しているという事になります。
クラベールも3年前のブログを読み直してみたのですが、当時の予想であるエクシブバージョン10とかエクシブバーション5とか将来販売するかもしれない。という予想が当たった。という事になります。正確にはバーション会員権からノーマル会員権での販売という事になりますが、契約期間が短縮される商品が販売されるだろう。という事が的中してしまいました。
ではエクシブ10は?というとバージョンが付かないので26泊の権利で10年間契約という事になります。
エクシブ10の商品スペックは契約期間10年、宿泊日数年間26泊、販売金額270万円となります。開業から30年が経過したエクシブ施設がホームグランドとなります。こちらはスタンダードからスーパースイートまでありますが、基本的には購入出来るのはスタンダード会員権のみとお考え下さい。
その理由を述べると長くなるので割愛したい気分ですが、旧施設のエクシブ(26泊会員権)を造るにはバージョン(13泊会員権)が2つ必要となります。その2つは何でも良いという事ではなく基本的にはルームシェア会員権となるために、同じ部屋でなくてはいけませし、同じ部屋の連番カレンダーのバージョン(13泊)でなくてはノムさんの野村再生工場ではエクシブ会員権を再生できません。
又、面倒なのが、連番ならなんでも良いという訳ではなく、バージョンであれば1番、2番とか3番4番とかでなくてはなりません。2番、3番という連番では26泊会員権をノムさんの野村再生工場をもってしても26泊会員権を作れないのです。
おそらくほとんのどの人が意不明かと思いますが、そういう事です(笑)
つまり、エクシブ創世記の施設ではスタンダードのお部屋がホテルの部屋数を8割から9割占めていたりするので、同じ部屋の解約した会員権で、且つ連番の解約会員権となると結果的にほぼスタンダード会員権になるという事になります。
これを聞いてぬぬぬぬぬ。となった方鋭いのです。エクシブ検定3級ぐらいは合格するかと思います。そんなのはありませんが。
今までリゾートトラストはエクシブ創世記の施設をバージョン20という名前で20年契約商品として販売していましたが、その期間を10年に短縮しました。その理由は何でしょうか?
うがった見方をするとリゾートトラストが考えているエクシブ鳥羽本館の施設耐久年数が20年から10年に短縮された。という見方も出来るかもしれませんし、逆に10年間は最低でも存続させる事を決めたとも見る事が出来ます。
エクシブ鳥羽本館の開業は1987年4月になります。エクシブ10の会員権の契約期間である10年後の2033年にエクシブ鳥羽本館は開業から46年目となります。
おそらくですが、順次エクシブ蓼科の10年契約とか、エクシブ鳴門の10年契約などという商品も出てくるかと思います。そうなるとクラベールはリゾートトラストがこの商品を販売した事をきっかけに、施設の老朽化に対してなんらかの方針を決めたようにも見えなくもないのです。
ただし、エクシブバージョン20の20年契約商品を購入してからまだ5年ぐらいしか経過していなく残り15年ぐらい契約期間のある会員権所有者もいる事を想像すると2040年頃には、エクシブ鳥羽本館は存在しないのかもしれないという見方も出来るかと思います。
そうなると現在販売しているサンクチュアリコート会員権の契約期間である50年契約と偶然にも期間が同じぐらいになります。
エクシブ10の販売により既存施設の未来が見えたような気がするのはクラベールだけでしょうか。
tags: