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2023.03.03

【運営会社】リゾートトラスト

歴史を知れば未来がわかる サンメンバーズからリゾーピア編

歴史は繰り返される。とはよく言ったもので、何故に人類は同じ過ちを繰り返すのだろうか。

今日は、リゾートトラスト会員権の歴史を振り返りたいと思います。

それは何故か?

クラベールは先日、とある事に気付きました。リゾートトラスト会員権はサンメンバーズの販売から現在のサンクチュアリコートに至るまで、マイナーチェンジとビッグマイナー、フルモデルチェンジを幾度も重ね、現在のサンクチュアリコートに行きついた訳ですが、何故、そのような経緯に至ったのか?を知ると、サンクチュアリコートの次の一手も見えてくるのです。

ちなみに今回のブログは1か月に及ぶ久しぶりの大型企画ブログになるので、この3月に何か大きなビッグニュースがあったとしても基本スルーします。(笑)又、クラベールが予想するリゾートトラストの次の一手のお話になるのは、大型企画ブログになるために4月頃になる予定です。(笑)

では、第1回目となる本日はサンメンバーズからリゾーピアに至るまでの経緯のお話をしたいと思います。

愛知県名古屋で創業したリゾートトラスト(宝塚エンタープライズ)はサンメンバーズひるがのを皮切りに、もう大半が閉鎖していますが、奥志摩、赤倉、などに順次新しい施設を開業していました。

では、何故にサンメンバーズからリゾーピアへと施設を切り替えのたのか、その理由を知る人は今となっては多くはありません。
毎年1施設ペースで開業していたサンメンバーズ施設は1980年に開業したサンメンバーズ京都嵯峨を最後にリゾーピアへと切り替わります。1983年開業したリゾーピア熱海が第一号となるのですが、3年間の新規施設空白期間が存在します。この3年の空白は何なのでしょうか?

この時期に日本国内を震撼させる事件があったのを皆様覚えていらっしゃるでしょうか?

1970年代後半から1980年代初頭にワイドショーを騒がした豊田商事事件というのを覚えている方もいるかもしれません。被害総額は2000億円とも言われ、お年寄りなどをターゲットに金の売買でお金を集めるという事件になります。

この事件については詳しくはこのブログ内ではお話しませんが、いわゆるペーパー商法という物になります。金(ゴールド)を購入するのですが、その金(ゴールド)は会社が預かり、金(ゴールド)は会社が預かっているという証書が渡されるという商品になります。

創業はリゾートトラストと同じ愛知県。

当時販売していたサンメンバーズも利用権だけの紙だけの商品、いわゆるペーパー商品を販売してため、リゾートトラストとしては、非常に営業がしずらい環境に置かれたという事になります。

そこで、リゾートトラストが打った一手は、サンメンバーズ会員権の販売を諦め、リゾーピア会員権を販売する事です。
サンメンバーズ会員権の弱点とは何でしょうか?紙だけの商品という事です。つまり同じ時期に同じ場所で同じような紙面上だけの商品を販売していたリゾートトラストにとってはこの豊田商事事件は、とても販売に苦しんでいた。という事になるのですが、そんな時に打ったリゾートトラストの一手が利用権だけではなく所有権も付くリゾーピア会員権という事になります。

又、所有権を付ける事により、一部屋辺りの持分を明確にして、利用日数を明確にした。という事ではこのリゾーピア会員権は現在、皆さんが馴染みのあるエクシブ施設の原型とも呼べるかもしれません。

この豊田商事事件をきっかけにリゾートトラストは、利用権だけの会員権から所有権の付いた会員権への販売へと舵を切ったのです。

次回は何故にリゾーピア会員権からエクシブ会員権販売へと移行していったのか?のお話になります。

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