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2024.12.17

【私たち】クラベール

世界遺産とエクシブと

日本国内、東に、西にいろんな街を訪れるのですが、たまに市町村の役場に「世界遺産を目指そう‼️」というような趣旨の標語を見かけることがありますが、そもそもユネスコの世界遺産って目指すものなのだろうか。と思ったりもする。

性格的に僕が捻くれているのは、多くの方がご存知だと思いますが、そもそもユネスコの世界遺産とは目指してなるものなのでしょうか?そして目指さないといけない物なのでしょうか。世界遺産になれば、僕ら人類の遺産は守ることができるのかを考えてみたいと思います。

1978年にユネスコの世界遺産に最初の12箇所が登録されてから、現在ではその遺産登録は約1200箇所ほどになります。日本国内の世界遺産登録地は26箇所。多くの方がすぐに頭に浮かべる事が出来るものから、一生考えても思い出せないものまで様々であります。

ユネスコの世界遺産とは、なんなのでしょうか?

ユネスコの世界遺産が誕生する背景は1950年代まで遡ります。ナイル川の氾濫抑制と安定的な電力の供給に悩んでいたエジプト政府がアブシンベル神殿やフィラエ二のイシス神殿のあるヌビア地方にダムの建設を計画し始めた事から、これらの遺跡は国の垣根を超えて人類の宝として、皆で守らないといけない物である。という事でユネスコの世界遺産登録事業は誕生しました。
(引用元世界遺産オンラインガイド:アブシンベル神殿)
つまり、元々は国の垣根を超えて、私たち人類皆さんで守っていくべきもの。という趣旨なのです。

それが、今ではどうでしょうか。僕達が国の垣根を超えて守らないといけないもの。という趣旨からだいぶ外れ、世界遺産になれば観光客がやってくる。我が町の観光スポットに箔がつく。資本主義から遠い存在としての崇高な考えはもうそこにはなく、資本主義のど真ん中を突っ走るためのハイオクガソリンを注入できるような物として地方自治体は思っているのではないだろうか。と疑いたくもなります。

エジプトのいくつかの遺産に関してはユネスコの世界遺産事業がスタートした事により、ダム建設が中止されましたが、現在ではユネスコの世界遺産に登録される事により観光ホテルができ、多くの観光バスがやってくる事になり、そしていくつかの飲食店が立ち並ぶようになる。と言うように逆効果なのではないだろうか?と思ったりもします。

日本でユネスコの世界遺産第一号に選ばれた奈良の法隆寺、世界で一番古い木造建築となり、世界中どこを探してもこれより古い木造建築は存在しません。その後、姫路城や、屋久島の自然遺産、古都京都の文化遺産や、原爆ドームなど、初期に世界遺産登録された我が国のいくつかの世界遺産は、確かに人類の共有財産として次の世代の人たちに残さないといけない遺産であるように思われます。

では、ここ数年で世界遺産に登録された国内の場所はどこでしょうか?という事になりますが、新潟県の佐渡金山となります。歴史オタクのクラベールもネット検索して再認識するような場所でありますが、例えば中国の万里の長城、インドのタージマハール、エジプトのピラミッド、ペルーのマチュピチュ、アメリカのグランドキャニオン、日本の佐渡金山、ってどこだよ、とズッコケそうであります。

もう新潟からの問い合わせが来る事はないだろう。

僕は文化的知識がある識者ではありませんのでご了承ください。と言いたいのですが、専門家が10時間佐渡金山について説明してくれても納得しないような気がしますが、そんな国内26箇所ある世界遺産もリゾートトラストホテルに宿泊しながら観光できる場所もありますので一応、一応ご紹介しておきます。

お前は、どっち派なんだよ😆

エクシブ京都八瀬離宮
古都京都の文化財

サンメンバーズひるがの
白川郷の合掌作り

サンクチュアリコート日光
日光の寺社

グランドエクシブ軽井沢
富岡製糸場

東京ベイコート倶楽部
ルコルビジェの建築作品

東京ベイコート倶楽部
竹芝桟橋からフェリーで24時間乗ると小笠原諸島に行けます😆

そんな僕もこのユネスコの世界遺産事業のおかげで、ほんの、ほんの、ほんの少しだけ恩恵を受けている人間なのかもしれません。

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