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エクシブのパンフレットをご覧になると必ず全てのエクシブパンフレットにXIVというこちらのロゴを見られるかと思います。こちらのXIVというロゴですがローマ数字で14という意味になります。1部屋を14名の会員で共有するということからエクシブは誕生しました。
1部屋を14名の会員で共有するという事は1部屋365日の空間を14名の会員で共有するという事になり、365÷14=26。余り1日。こちらの余った1日は運営会社であるリゾートトラスト社がタイムシェアを運営する為に預かります。つまり1名の会員が年間26日を利用出来るということから始まり、この26日はご自身の権利を他施設や他の利用希望日と交換する事が出来るというシステムになります。このご希望利用日や他施設と交換できるシステムが先ほどのタイムシェアと呼ばれるものになります。
エクシブの初期施設はこの26泊タイプのみで販売をしていましたが、日本人の余暇の過ごし方が団体から個人へと移行する事によりエクシブ会員権も大幅なリメイクをした商品を販売する事になります。それがエクシブバージョン、エクシブバージョンZと呼ばれる商品になります。つまり家族と利用したい。お友達と利用したいという方にとっては、年間26日といっても1年間の約1ヶ月弱をエクシブで過ごす事になり、週末にちょっと温泉に行こうというお客様には持て余してしまう。という事になります。その為に所有権を14人から28人にして利用日を26日から半分の13日のタイプを販売しました。エクシブバージョンタイプの誕生です。その時代に合わせたニーズのバージョンタイプの販売によりリゾートトラストは急成長していったのです。
エクシブを購入するメリットとしては、13泊タイプの場合は年間1日、26日タイプの場合は年間2~3日ホームグランドの繁忙期の予約が占有日利用の日程であれば必ず宿泊できるという事です。これらはその年のカレンダーにもよりますが、予約が取れるか取れないかわからないという事がなく、早めに予定を立てられるのが大きなメリットになります。又、ベイコートシリーズに比べて年間の維持費を抑えられるというのも大きな特徴かと思われます。
エクシブを購入するデメリットとしてあげられるのがベイコートシリーズ利用時に多少の不都合を感じる事があるという事があります。エクシブ会員がベイコート倶楽部を利用する際はゲスト利用になるのが特徴です。これはベイコート倶楽部の施設にもよりますが東京ベイコート倶楽部及び横浜ベイコート倶楽部では全営業日でエクシブ会員はルームチャージが1.5倍、芦屋ベイコート倶楽部及びラグーナベイコート倶楽部では日程により1.2倍のルームチャージになる日があります。ベイコート倶楽部メンバーが食事利用やスパ利用などの日帰り利用ができるのに対して、エクシブメンバーはベイコート倶楽部のレストランのみの予約やスパだけ利用したいという事などが出来ないのがデメリットとして挙げられます。
エクシブの13泊タイプの権利は大きく分けてエクシブバージョンとエクシブバージョンZの2つの権利に分類されます。
エクシブバージョンタイプはエクシブの権利13泊タイプに10枚のサンメンバーズチケットが付いている会員権になります。エクシブバージョンZに比べてサンメンバーズチケットが付随されている為に年会費はバージョンタイプに比べると若干高くなりますがサンメンバーズ施設に限ってはエクシブの権利を消化する事なく1年前から予約が出来るのが特徴です。
サンメンバーズ施設に関してはエクシブ施設と比べると開業時期から30年以上経過しておりエクシブ施設のゴージャスさには及びませんが、上手に利用すればリゾーピア熱海の花火大会やお正月の箱根駅伝をリゾーピア箱根などで過ごしてみたり、又、サンメンバーズひるがののように建て替えをしている施設などもある為、エクシブ施設とは違った利用の仕方が出来るのが特徴です。
現在リゾートトラストで販売されている13泊タイプはほとんどサンメンバーズチケットは付いてませんので、関東圏ですとエクシブ山中湖や中部地区ですとエクシブ琵琶湖、関西圏ではエクシブ白浜アネックスなどで販売されていました。
現在、仲介市場で見る事が出来る多くの会員権がこちらのバージョンZになり、現在のエクシブ会員権の主流になっているのが特徴です。スタンダードグレードなどでは40万円ほどから購入する事が出来ることから、最初に所有するエクシブとしては1番スタートしやすい会員権かと思われます。ただしエクシブの特徴をよく理解して利用しないと貴重な権利日数を勿体無い予約の仕方をしてしまうということがあります。
エクシブバージョンを購入される方は各施設の稼働状況を把握しておくと週末でも平日の権利を利用して予約を取ったり、人気施設は週末の権利を利用して確実に予約を取るなどでエクシブの予約をすればするほどシステムが理解できるでしょう。又、エクシブでは権利消化をしないプランなどを利用すれば思った以上に楽しめるのがエクシブバージョンになります。
現在の主流となっているエクシブバージョンZの為、どちらのホームグランド施設でもバージョンZを見る事が出来るかと思います。エクシブ創世記のエクシブ鳥羽やエクシブ伊豆、エクシブ白浜などではまだ販売されていなかった会員権の為、見かける事は少ないかと思いますがごく稀に一部リメイクされて販売されたものが仲介市場に出回る事もあります。ここ15年ぐらいでオープンしたエクシブ箱根離宮やエクシブ軽井沢パセオ、エクシブ有馬、離宮の会員権は大抵こちらの権利形態になります。
エクシブ26泊タイプの特徴としては権利日数が多い為に個人的に利用するといった場合、毎年権利を余らせてしまうという事があるかもしれません。その為にエクシブ26泊タイプは法人でのご契約で多くの方の利用が予想される方、もしくは個人的な利用でもエクシブを長年利用してきた買い替えでのご検討されている方がよろしいかと思われます。
権利日数に余裕がある為に、繁忙期の施設に早めに交換申し込みが出来るのが特徴です。エクシブ箱根離宮、エクシブ有馬離宮、エクシブ鳥羽別邸などの人気施設に対しても交換予約をする事により、予約でのご不都合を感じる事はあまりないかと予想されます。又、週末の権利にも余裕がある為に東京ベイコート倶楽部などとの交換利用も権利消化をあまり気にせず利用出来るのが特徴です。
現在の主流が26泊タイプから13泊タイプに移行している為に、エクシブ箱根離宮やエクシブ有馬離宮などの比較的新しい施設を仲介市場で見かける事はあまりありません。その為比較的エクシブ創世記の施設であるという事とスタンダードグレードの26泊タイプが多く販売されているのが特徴かと思われます。ただし、エクシブ仲介市場でも時間をかけて探せばエクシブ琵琶湖やエクシブ初島クラブなどの所有権で26泊のスイートグレードやスーパースイーグレードを見つける事も不可能ではありません。
エクシブで国内の会員制リゾートシェアNO1の地位を築いたリゾートトラストは新たなリゾート展開を打ち出す事になります。2008年に開業した東京ベイコート倶楽部になります。従来のエクシブ鳥羽やエクシブ軽井沢などのように避暑地に週末に出かけるというリゾートから普段の生活圏内の中で楽しむという都市型リゾートになります。その為にエクシブのタイムシェア方式を少しリメイクして販売されのが特徴になります。エクシブ施設のカレンダーが色分けされていたのに対して利用権利を平日も繁忙期も全てレッドにする事にしたのが1番の特徴になります。2018月に芦屋ベイコート倶楽部が10年ぶりに新規開業したのに続き2019年ラグーナベイコート倶楽部、2020年に横浜ベイコート倶楽部と続きます。
ベイコート倶楽部のメリットとしてはエクシブが会員カードが1枚なのに対して、ベイコート倶楽部は12泊タイプには2枚、24泊タイプには4枚発行されます。又エクシブ会員さんのオーナー対応が個人での契約もご法人での契約も夫婦と限定されているとの対して、ベイコート倶楽部は個人でのご契約は配偶者もしくは一親等となり、ご法人での契約の場合は従業員様であればどなたでもご登録が可能です。又、権利形態が全て週末の権利となっている為に、エクシブの週末利用をする場合は、早めの交換予約であれば予約が取りやすいのが特徴です。
ベイコート倶楽部の権利形態が東京ベイコート倶楽部、横浜ベイコート倶楽部は全て週末の権利、芦屋ベイコート倶楽部、ラグーナベイコート倶楽部は週末が6泊、休前日が6泊となっている為に、週末の権利が多いのに対して繁忙期の権利がありません。その為に、繁忙期にエクシブに行くという利用には不都合を生じる事があります。しかし同じベイコート倶楽部内での交換予約に関しては繁忙期でも予約できますので、繁忙期での利用はベイコート倶楽部で過ごしたりすればそこまで不都合を感じる事はないでしょう。
会員カードが2枚発行されます。ご契約形態によっては、必ずしもご家族である必要がない為に、親子での登録や役員を登録するなど利用の幅が広がるのが特徴です。年間12泊という事もあり、毎月週末にエクシブを交換利用しながら、ビジネス帰りにレストランで食事したり、ご接待に利用したりと又は週末にスパに行ったりとお客様次第で利用の幅が広がります。
ベイコート倶楽部の権利形態が全て週末の権利という事ですが繁忙期にエクシブに全く宿泊する事が出来ないという事ではありません。一ヶ月を切るとフローティング予約というのに移行する為に、繁忙期でも空室さえあれば予約する事が可能になります。エクシブ施設でも人気施設でなければキャンセル待ちなどで宿泊出来たりする事があるのでこまめに空室状況をチェックする事により全く繁忙期に宿泊出来ないという事ではありません。
現在仲介市場で購入できるベイコートシリーズは東京ベイコート倶楽部のみになります。
会員カードが4枚発行されるので家族全員で登録する事も出来ますし、法人契約の場合は会長、社長、専務、常務と登録出来るのも特徴です。リゾートトラスト会員権の中で1番贅沢に利用出来るのが特徴ですが一方、年会費が高額になるという事も言えます。リゾートトラスト会員権の中で1番良いものをというお客様にはオススメになります。
芦屋ベイコート倶楽部がオープンしたのを皮切りに今後の2年間でラグーナベイコート倶楽部と横浜ベイコート倶楽部がオープンしベイコート倶楽部が4施設になるという事です。せっかく24泊タイプを所有しているのであれば贅沢に他施設のベイコート倶楽部を交換利用して長期滞在するのが1番贅沢な利用方法でしょう。このような贅沢な利用の仕方は24泊タイプを所有する事でのみ可能なので、権利形態を贅沢に利用する24泊タイプを所有する贅沢な利用方法です。
購入仲介市場で購入できるベイコートシリーズは東京ベイコート倶楽部のみになります。
リゾートトラスト会員権の選び方